タック二階堂 さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
Key作品…ねえ…
詳細は略。
Key+VISUAL ARTS原作のメディアミックスプロジェクトとのことです。
メディアミックスといっても、想像されるソシャゲとの連動ではなく、フィギュアや楽曲、コミカライズやノベライズといった展開のようですね。
制作はバイブリーアニメーションスタジオ。「ごとよめ」2期を担当した会社ですね。
んで、メディアミックスを意識したためでしょうか。とにかく可愛い「自立式機械人形(プリマドール)」がたくさん出てきて、喫茶店をやりながらお涙頂戴のストーリーを展開していく作品といった感じです。
うん。「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」×「ご注文はうさぎですか」+Keyといったイメージ。それに初回は「ゾンビランドサガ」を振りかけましたってなところ。
=====初回視聴後、所感です。
{netabare}
先の戦争で壊れてしまった夕霧ねえさん。そんな夕霧姉さんと親しかった幼女に、夕霧さんと会わせてあげると喫茶店に連れてった主人公・灰桜。起動しても記憶はないはずの夕霧が、なんと幼女のことを思い出しました。
でもね、それは思い出したふりをしただけだったのよ。という初回。
なんでこれで泣けると思った?
これが4話ぐらいなら、そりゃ泣けたかもしれませんが、なんの思い入れもないキャラとキャラが、何にもわからない過去のつながりをもとに再会して遊ぶ姿、でも実は…なんて展開が泣けるわけないです。
欲張りすぎたんじゃないでしょうか。
キャラの顔見せもしなきゃならない。舞台設定も説明しなきゃならない。有名絵師に原案を発注したキャラデザの可愛さを見せてフィギュアを売らなきゃならない。そこに、Keyらしさを見せるために単発キャラの泣けるエピソードを入れ込みましょうって、それは無理ってもんですよ。
そろそろ看板で商売ができるわけでもなくなってきたのは、「神様になった日」で分かられてきたのかもしれないですね。今作は、ぶっちゃけほとんど話題に上がっていませんでした。まあ、女の子だらけのキービジュアルで敬遠された感もあるかもです。
もっとキービジュアル考えたら良かったのに。Key(キー)×VISUAL(ビジュアル)ARTSなんだからw
お後がよろしいようで。退散します。これにてドロン!
{/netabare}