ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
今回も先行上映会にいってきました
視聴中につき点数未評価
1期の先行上映
劇場三部作の初日舞台挨拶
に引き続き
今回もEJアニメシアターに行ってきました
今回見せてもらえた範囲の印象は
TVシリーズ1期後半~劇場版の
重苦しい雰囲気からはだいぶ解放されて
TVシリーズ初期のころの
未知の世界に少しずつ足を踏み入れていく
ワクワクドキドキの大冒険
という路線に戻っている感じです
リコたち一行と
別の探窟家たちの冒険を
ザッピングさせながら進んでいく形式は
アニメという表現にとてもフィットしているように感じました
2話の冒頭には
2期のOP映像もしっかり入っており
これがまた非常にクオリティが高い!
プロデューサーの言によると
このOPを見てもらいたかったから
先行上映を2話までにしたとのことで
全体的にハイクオリティなメイドインアビスシリーズの中でも
屈指の出来栄えになっていることは間違いありません
シリーズ未見の方でも
総集編映画→深き魂の黎明
と見ていけば追いつくのは困難ではないので
今からでも合流して
リコたちの大冒険を見届けてもらえるといいですね!
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舞台挨拶(1~2話のネタバレ有)
{netabare}
登壇者は
リコ役富田美憂と
ナナチ役井澤詩織と
KADOKAWAのおねーさん
(と後述の特別ゲスト)
このおねーさん登壇した時は
司会のおねーさん
くらいの認識だったので
ちゃんと名前や役職を聞いてなかったけど
原作からアニメまで
非常に会話の解像度が高く
かなりがっつり作品制作に携わってる人だったっぽいです
司会:アニメ1期が2017年で
もう5年もたつんですが
何か変わったこととかありますか?
富田:もう5年になるんですね
司会:当時はまだ高校生でしたよね
富田:そうですね
最近ようやく周りの大人に
「富田が大人になってしまった」
って言われなくなりましたw
司会:やっと大人であることが
普通に受け入れられるようになったんですね
確かに最初の舞台挨拶の時の富田はそれはもう酷かったw
一言で形容するなら「クソガキ」しか思い浮かばないw
まぁ多分そのイメージが
無鉄砲なリコのイメージにはまったからこそ
主役に抜擢されたんだとは思います
最近のお行儀のいい富田美憂を初めて見たときは
私も「大人になったなぁ」という印象と同時に
「女は化ける」なんて言葉が頭をよぎりました
井澤:もう5年かぁ
アビスのお仕事を5年ずっとやっていたわけではないんですが
それでも私の中ではずっと彩度が変わらないままで
ずっと旬が続いているような感じです
ずっと旬というのは言いえて妙ですね
できればこのままずっと
作品完結まで旬であり続けてもらいたいですね
ここでネタバレに配慮してか
これまでのシリーズを見ていない人はいるか?
と富田から観客に対して問いかけが
結果は0人でした
井澤:素晴らしい現場!
富田:上げにくい質問しちゃったかな
気を使わせちゃったかも?
その気配りができるあたり
ホント成長したなぁ・・・
声優人数の話になり
1期後半は2人とか3人なんてことも多かったので
コロナで全員集まることはできてないものの
2期で一気に人数が増えて
共演できてうれしいという話題になって
井澤:一期終わった後に仕事仲間から
「私も出たい」「監督に紹介して!」
みたいなことを言われたんだけど
私にそんな権限あるわけねーだろ!
別の場所でアニメーターさんたちの間で
メイドインアビススタッフが一目置かれている
というような話も聞きました
本当にクオリティの高いアニメは
オタクよりも業界人から評価が高くなるものなのでしょうね
2期1~2話からお気に入りシーンを聞かれて
富田:メイドインアビスっていう作品全体を通して
ナレーションが素晴らしいと思うんですよ
以前の坂本真綾さんとか
それで今回は寺崎さんのナレーションがすごかった
井澤:島に着いた時の音楽がすごかった
なんだっけあれ・・・くれべりん?
うん・・・くれべりー-んって
司会:gravityですね
富田:今日来たお客さんみんなもう
くれべりんにしか聞こえなくなっちゃったよ!?
くれべりー--ん
富田:リコが〇〇するしーんあるじゃないですか
あのシーンアフレコした時は
仮音でもっとかわいいかんじのSEが入ってたんですよ
なんでそれに合わせて演技したのに
出来上がったの見たら
すごいリアルな音になっててびっくりした!
メイドインアビスは幼女が〇〇する音が聞ける変態アニメです
まぁそのほかの部分がよっぽど変態的なので
大したネタにもならないんですがw
6層の住人についての話題になりそうになって
原作を既読の人がどれくらいいるか再び挙手することに
観客席の最前列のスタッフ席にいた
原作者のつくしあきひと先生も挙手
司会:いや、先生は・・・そりゃまぁ読んでますよね
書いていれば当然読んでないわけないんですが
そういうことではないと思うw
司会:自分の価値が実現できるとしたら?
井澤:価値っていまいちピンとこないよね
体に小さいものを這わせる価値とか
なんじゃそれってかんじ
富田:自分の理想を実現できるなら?
って解釈でいいんですかね?
菜々緒さんのスタイルになって
ぴちぴちのスキニーで歩きたい
井澤:森川さんの声が欲しいw
富田:いいなそれ
森川さんの声だけじゃなく
いろんな人の声が出せたら
一人でアニメ作れるよ!
別の作品で一人二役の掛け合いがあって
感情の振れ幅が激しくてきつかった
って言ってる役者さんがいました
演技は基本キャッチボールですから
好きな声が自在に出せるだけでは
声優業は成り立たないのです
好きな成れ果てを聞かれて
富田:ムーギィさんがすき
井澤:カジャさんめちゃめちゃ魅力的
6層の住人はみんないい声で
初めて聞くはずなのに
あぁ・・・このキャラはこういう声だったよね
ってなるの
なんかもふもふがいっぱい増えて
ナナチのマスコット枠が危ういんだよね
困るよせんせー!
さっきの会話で存在が明らかになったつくし先生に
アピールしだすしーたむw
今回の舞台挨拶は質疑応答タイムが設けられました
最近はコロナで発声禁止であることが多いので
マイク消毒など念入りにやりながら
こういうことをしてくれるのはありがたいです
質問:2期は登場人物が多い
兼ね役とかはあったのか?
富田:私はなかったですね
井澤:私も
スタッフ席のプロデューサー:こちらでお答えします
兼ね役は一切ありません
全部収録が終わった後に
モブだけの収録がありました
富田:なにそれ知らない
私も呼んでほしかったー
P:同じ声じゃダメなの
先生に現地語の単語の一覧表を作ってもらって
現地語で会話してもらった
富田:なにそれ欲しい!私もらってない!
まぁリコ達が分からない言語で会話されてる
というのが肝なので
富田がその表を手に入れない方がリアルな演技ができる
という判断で渡されてないんでしょうねw
質問:成れ果てになる前のガンジャ隊でだれが好き?
富田:ベラフ
井澤:私もベラフだなぁ
富田:本当にかっこいい
質問:つくし先生に何か一言お願いしたいです
質疑応答の趣旨からしてこれはおそらく演者の二人に対して
つくし先生への一言をお願いしたんじゃないかと思います
しかし、つくし先生が立ち上がってマイクを取り
観客に向けて挨拶をしてくれました
つくし:すごいです
期待していいです
スタッフにはめちゃめちゃ感謝しています
井澤:先生がいるから安心してアフレコできました
つくし:ブースで作業しててすいません
富田:いやいや、貴重なものを見せてもらって・・・
最新話も最高でした
井澤:この作品は分からないことがあったら
先生に聞きながらじゃないと収録できない
リュウサザイの鳴き声が分からなかったときなんて
先生がその場で鳴き声を実演してくれた
このシリーズがどうしてこれだけのクオリティを出せるのか
その一端が垣間見えた気がしますね
終演の挨拶
井澤:待ちに待った冒険の続きが見れて
私もうれしいです
全部終わった後に
皆さん一人一人がどんな感想になったか
教えてほしいです
富田:今回一緒に上映を見させてもらって
私はこんなにすごい作品にかかわれたんだなぁって
あらためて思いました
2期もどうぞ応援よろしくお願いします
一口に舞台挨拶といっても
舞台挨拶を行うこと自体がPRで
内容は当り障りないものから
そこでしか聞けない深い話がいろいろ聞けるものまで
割と幅広いものですが
今回の舞台挨拶は特に密度の濃いものでした
{/netabare}