ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アーニャ、ささみ肉好き!
この話は黄昏の話
スパイの話とはいえど、有名なスパイアニメ。例えばプリンセス・プリンシパルのようなものを期待した方は引き返したほうが良いでしょう。
私が被害者です。
ジャンプにて人気(らしい)である本作がアニメ化するのにそう時間はかかりませんでした(らしい)。しかし私は存在すら知らなく、無名アニメだと思って見始めたのですが、まさかのジャンプ。ええ!?
ジャンプアレルギーの私は「大丈夫かな」と思っていたのですが、スパイだということもあって楽しみにしてたのです。
Q「それで違ったの?」
A「まさかのコメディ」
そうコメディ。スパイとして真面目に活動するのはほんの一瞬であり、基本はコメディ。スパイとして活動する主人公を振り回す状況と登場人物。もちろんのことまっったく内容が無いというわけもなく、順当に時が流れ物語も進んでいくには行くのですが、コメディメインなのでやはり遅い。
Q「じゃあ酷評?」
A「普通に笑った」
最初はコメディありのスパイアニメだと思っていたため、本作のコンセプトに戸惑っていた時もありましたが、コメディアニメとして純粋に面白く、笑ってしまうことも多々。
アニメ初心者にもとっつきやすく、知名度も相まって、陽キャアニメ(私が勝手に命名)の一つに確実に入っていると言えるでしょう。狙ったのかどうか知りませんが、ターゲット層にうまく合致した良いマーケティングだと私は思っています。
{netabare}
国を揺るがす重要人物に接触するために小学生の父となり、懇談会に出席することを命令されたベテランスパイの主人公(黄昏)は孤児院で賢い娘(アーニャ)を拾うが実は人の心が読める超能力者。母を得るためにそこら辺の都合の良い女と結婚したが実は殺し屋。なんとか一次試験を合格し二次試験も補欠合格し入学。標的の息子を殴って嫌われるが、財閥の娘と仲良くなる。退学まで1/8、懇談会出席まで1/8という成績。
要約しすぎましたかねぇ
まぁコメディですし、内容は二の次です。
個人的には二次試験の際銅像に敬意を払っていたときにアーニャが「ハゲチャビン…」と言っていたのが好きです。
他にも好きな場面がありますが、戦闘シーンも好きです。コメディアニメにもかかわらず戦闘シーンに躍動感があり、とても好印象。
キャラが良かったですね。登場人物全員が好き。寮長も最初らへんは暴走してましたが、途中から超良いやつでしたし、弟くんも悪いやつじゃなさそうですし。
{/netabare}
監督・シリーズ構成は古橋一浩さん。RE:UC0096の監督をされた方ですね
キャラデザは嶋田和晃さん。約ネバの方ですね
劇伴ははたしょう二さん。ブギーポップの方ですね
アニメ制作はWIT STUDIOさんとCloverWorksさん。Vivyと青ブタの所ですね
作画は素晴らしく、声優も豪華で、知名度にふさわしい出来栄えと言えます
誰のために戦うのだろう
ということで締めます