タック二階堂 さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
さすがシャフト。だけど…
詳細は公式でも。
2017年に放送されたアメリカ版CGアニメ「RWBY」を、シャフト制作、原案を虚淵玄、シリーズ構成・脚本を冲方丁という布陣でリメイク?する作品です。
正直、アメリカ版は5年前とは言え、そうとう古臭い3DCGで視聴意欲が湧かずに断念した経緯があります。
なので、まっさらな気持ちで初回を観てみました。
=====初回視聴後、所感です。
{netabare}
これが続編なのかスピンオフなのか、はたまた完全新作なのかまったくわからないのですが、まったく説明する気はないようです。
でも、観ていくうちに、なんらかの学園(ビーコン学園)に入学するルビィと姉、父親のテストをクリアして学園に通うことを許された姫っぽい子、どこかの組織を抜けて自分の道を模索する黒髪の子という4人のメンバーが集結することがわかります。
バトルシーンも見せてきますが、さすがシャフト。ギミックもりもりの死神の鎌みたいなのも、さすがの演出です。
ストーリーは、もちろん次回から動いてくるのでしょうけど、手応えは十分。これは今期のダークホースとして名乗りを上げた印象です。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
んーっと、なんだろう。
結論から言えば、学校に入ってからまったく面白くなくなったのですが…
作画も、なんというか手抜きというか、やっつけ仕事になってきた感じ。
すでに原作アニメがあるからなのかもしれませんが、ビッグネームの方々はカバー(リメイク)なんてモチベーションが上がらないのかなって気がしますね。
ここにきて「何のためのリメイクなんだろう」と思わされてきています。
どういう力学が働いて、これを改めて作るって話になったのかわかりませんが、仮にもの凄く出来が良くて評判になっても、原作の「RWBY」が評価されるだけで、シャフトや虚淵玄氏、冲方丁氏の実績には何のプラスにもならない気がします。
そんな気持ちがあるのかないのか、ストーリーも作画も悪くいえば雑になってきているなあという3話でした。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
雪山、ルビィがぐにゃぐにゃの道路標識を発見。そこには旧字日本語フォントっぽい何かがあり、赤電話で何かを話します。
うん。実にシャフトっぽい演出ですね。「物語シリーズ」のようです。
でも、何をやっているのかさっぱり…
ここへきて、あーこれも雰囲気アニメっぽい造りにしたいんだなぁというのが伝わってきました。
いや、そういうのはもう「化物語」でじゅうぶんです。
特に何か深そうでもないし、そもそも元ネタの「RWBY」もあんまり面白くなくて序盤で切ってしまったわけで、いくらリメイクでも興味がなければ視聴継続は難しいですね。
ということで、ここらで離脱します。お好きな方にはごめんなさいね。
{/netabare}