U さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
C. ネタバレ注意 – おにただ
屋久ユウキのライトノベル キャラクター原案:フライ
制作: project No.9
ゲームオタクの高校生がリア充同級生から出される課題を攻略しながら自身もリア充を目指す
<メモ>
弱いキャラをいじめたり、からかったりするするアニメかと思って敬遠していましたが、全然違った!
ゲームオタクでボッチだった友崎君が
成績1位、スポーツ優秀な同級生の日南葵にコミュニケーションのルールを教わり
人生はクソゲーと言っていた日常が代わっていく過程が面白かった。
そのうえで人生はゲームのように目標や課題をクリアするのではなく
やりたい事をやって楽しむものという考えに達するのもいい終わり方でした。
ただ、
「本当にやりたい事」が存在するかしないかについてコンビニの前で言い合いをしてたけど
何言ってるのかよくわからなかった。
本当にやりたい事=本音でぶつかる=仮面を被らない って事であってる?
だとしたら、少なくとも日南葵は友崎の前では常に本音でいるから
本当にやりたい事があることは証明済なのでは?
ほぼ嫌な人が出てこないで 誰かが誰かを気にかけているのがよかった。
友崎君はゲームで日本一になる程努力家だし(多分地頭もいい)、突然友達を連れて行っても恥ずかしくない家があるし、
葵に進めるまま洋服を買ったり、美容院にいけるだけのお小遣いをもらっているし。。。
自分が恵まれてるって気づかなかっただけな気がします。
風香ちゃん、友崎君の会話はカラフルな色のついた映像になるって、
がんばって自分を変えるってとても素敵っていい子だねぇ~
マスク生活が続くので私も表情筋を鍛えるのと、姿勢に気を付けてみます。
<主要登場人物>
・友崎文也:佐藤元 nanashi
・日南葵:金元寿子 NO NAME
・七海みなみ:長谷川育美 みみみ
・菊池風香:茅野愛衣 本(マイケル・アンディ)好き
・夏林花火:前川涼子 たま
・泉優鈴:稗田寧々 アタファミを教える
・中村修二:岡本信彦
・水沢孝弘:島﨑信長
・竹井:水野駿太郎
<ストーリー>
埼玉の大宮近郊の高校に通う友崎文也は
「アタックファミリーズ」(アタファミ)で日本1位のゲーマーだがクラスには馴染めずにいた。
nanashiと名乗っている友崎はNO NAMEからオフ会の誘いを受ける。
会いに行ってみるとそこには知った顔が。
NO NAMEは同じクラスの日南葵だったのだ。
「人生を負けたまま放棄している最低の人間が尊敬していたnanashiだったことにがっかり」だと言われた友崎は
「人生は不平等でクソゲー、初期パロメーターが高いやつがコミュ力も自信もない弱キャラに価値観を押し付けるな!」
と言い返すも
「人生はアタファミと同じ位の神ゲー」と言われたことに興味を持ち
日南葵から人生のルールを教わることになる。
こうして友崎は「リア充になる」という最終目標を目指し
「カースト上位女子3人に話しかける」というような毎日出される課題をゲームのようにクリアしていくことになる。
日南葵のアドバイスで新しい服を買い、髪型を変え、課題をクリアし さらに
中村の誕プレを求めてクラスメートと出かけたり、生徒会選挙で葵と競ったり、泊りがけでバーベキューに行ったりして経験値を上げていく。
が、菊池風香に時々喋りづらいって言われ
自分の行動が間違っていたのではないかと考えるようになる。
今まで学んだスキルを使うだけでなくやりたい事を優先したいと思うようになったのだ。
常に仮面を被り本音を隠す日南葵には進むことを放棄したと受け取られたようで意見が食い違ってしまう。
ゲームに心惹かれる理由はキャラを自分の思い通りに動かせるから、
友崎は日南葵から学んだスキルと本当にやりたいことのハイブリッドで人生というゲームの
キャラクターでいたいと告げる。
22.2.23