剣道部 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
女神「あなたが好きなのは、この綺麗なヒーラーですか?」
[文量→中盛り・内容→雑談系]
【総括】
「歌」が主役の、オリジナリティがあるアニメです。
個人的な好みの問題で完走できませんでしたが、悪いアニメではないと思いますよ。
《以下ネタバレ》
【視聴断念(4話まで)】
{netabare}
剣道部「はい、私が好きなのは、この綺麗なヒーラーです」
女神「ウソはいけません。あなたには罰として、『このヒーラー、めんどくさい』と『回復術士のやりなおし』を与えましょう」
と言われたら、皆さん、ショックですか?(笑)
私は、この3つの作品は全て☆3にしていますが、ヒーラーガールだけ、完走できませんでした。心が汚れている証拠ですね(笑)
本作、決して悪い作品だと思いません。評するならば、「ジャパニーズミュージカルアニメ」。
アメリカで「アニメ」といえば、「ミュージカルアニメ」を思い浮かべる人も多いかもしれません。そのぐらいポピュラーだし、私もディズニー作品等のクオリティの高さには舌を巻きます。
ただ、根本的に、私はミュージカルアニメが好きではありません。あの、「脈絡なく歌い踊る」感じが、どうにも馴染めなくて。
おそらく日本のアニメの元になっているのは「漫画」であり、主役は「絵(キャラ)」と「言葉(ストーリー)」だと思います。だから、ストーリーを寸断するようなミュージカル要素は、、、邪魔なんですよね、私としては。
私が本作を「ジャパニーズミュージカルアニメ」だと思ったのは、作品中の「歌」を、ストーリー上の必然性(治療)を持たせた上で扱っている部分から。アメリカのアニメの歌は、言葉であり、会話ですが、本作の歌は、あくまで歌ですね。
日本のアニメらしさ(ストーリー性)を保った上で、世界基準の「歌」の要素を入れていこうという、実験的で、革新的な野心を感じる作品でした。
まあ、「戦姫絶唱シンフォギア」も、「ジャパニーズミュージカルアニメ」だと思いますが、シンフォギアはより、アメリカっぽい魅力がありますね。
本作を完走できなかったのはひとえに、「私の好みと合わない」というだけ。完走された方のレビューを楽しみにしたいと思います。
{/netabare}