徳寿丸 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ちょっと何か足りないような・・・
原作未読(2022.7)
きらら枠。
話は亡くなった父の影響でフライフィッシングを趣味にしてる高1の女子を中心に母親の再婚で姉妹となった同学年の女子、幼馴染の女子達との賑やかながら穏やかな日常を描いた作品。
作画なんかは安定して暖かさを感じる雰囲気を意識しているように思う。
新しい家族との生活、幼馴染家族との交流、昔の思い出等のエピソードを釣り、魚料理の蘊蓄や豆知識を紹介しながら物語は進められ、主人公達の平和で緩やかな成長も描く。
しかし、何と言うか「きらら枠」にしては華がないというか足りないかなぁ。釣りや魚料理ってやっぱ地味でしょ?女子高生のキラキラ感やキャピキャピ感がね。一応、主人公の家族になった元気印の子がいるんだけど、女子高生というより子供っぽさが強い。そのくせ、小学生がやや大人よりの悩みを抱えてたりで、ちょっと違和感があったり(そういう子供もいるけども)。
「恋する小惑星」も天体観測という地味目な設定だったけど、宇宙とか夢って部分がキラキラ感あったんだよね。毛ばりとか、アジフライってさぁ・・・。
あと、秋田谷監督は「失格紋」もだけど、出だしが低調でとっつきにくい(自分だけかも知れないが)。この2作品は半分まで切ろうか切るまいか悩んでた。失格紋はともかく、こちらはそんなにハードル高目の作品じゃないはずなんだけど。何か足りないんだよね。
私のツボ:まぁ、俺魚あまり好きじゃないからとっつきにくいのはある。