かんぱり さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
こころの翼を広げて
ジョゼはおばあちゃんと二人暮らし。
外は怖い虎がいるから一人で外に出ちゃいけないって言われてる。
だから彼女は本を読んだり想像する世界を絵に描いたりして過ごしている。
そんなある日、管理人と出会って、他人との接し方がよくわからないながらも少しずつ世界が広がっていくジョゼ。
初めての海、初めての図書館、初めての友達、初めての・・淡い恋。。
初めておしゃれをするジョゼの笑顔に私も嬉しくなりました☀
おばあちゃんの突然の死。
管理人の夢を知ったジョゼは独りで生きていく決意をするけど・・
どれだけ望んでも届かない・・届かない想いは健常者には分からない。
本当の気持ちはわからないかもしれないけど、いつも自分を励まし背中を押して世界を見せてくれた。
その彼に起きてしまった悲しい出来事・・
歩けなくなること、夢をあきらめることへの気持ちが痛いほどわかるジョゼ。
だから彼は夢を絶対あきらめないってジョゼは思いたい・・信じたい!
彼女の思い、気持ちを込めて作った紙芝居のとても素敵なお話を見て、うるっときちゃいました。
そしてジョゼの成長にも。
ラスト。
クリスマスの雪の中の告白とキス。
恒夫がクミ子のことを好きになった理由もかわいそうだから、とかではないところも良かった♡
じんわりした気持ちのまま「蒼のワルツ」(いい歌ですね♫)が流れるEDも後日談が語られてて最後まで楽しめました♪
司書の花菜さん、恒夫のバイト先同僚の舞や隼人など脇役たちも良かったですね。
花菜さんの優しさも好きだし、舞の恒夫への想いも分かるし、隼人の友達思いなところも。
最後、呼び方がいつのまにか管理人から恒夫になってたところはいいなって思ったけどジョゼはジョゼのままなんだwそこはクミ子って言って欲しかった。。
実写映画は見たことあって、あまり面白いと思わなかったのでアニメ版は見てなかったんですけど、ホント見て良かったって思った作品でした♪
アニメを見た後にWikiを見て・・
原作と実写映画とアニメの3つとも話が違うし、3つとも恒夫の設定が性格も含めて全然違うのにびっくりしました!
実写の最後は確かバットエンドだった記憶が・・ジョゼ役の池脇千鶴が独りで真顔でシャケ焼いてるラストだった気がしますw