「彼女、お借りします(第2期)(TVアニメ動画)」

総合得点
70.3
感想・評価
211
棚に入れた
783
ランキング
1603
★★★★☆ 3.5 (211)
物語
3.3
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.4
キャラ
3.6

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ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

キャラ萌えに全振りするという強い意志。

詳細は1期でも観てください。

とにかく主人公のクズさ、ゲスさが際立ち、大嫌いだった本作の1期。

ただ、女子キャラの可愛さにオタたちがフィーバー。制作サイドの予想以上?だったのか、グッズやイベントなど大人気な作品ですね。

でまあ、まったく観たいとは思っていなかった続編ですが、夏アニメの先陣を切るということで戯れに観てみました。

=====第13話視聴後、所感です。
{netabare}
ヒロイン4人の可愛さを全面に押し出し、2匹目のドジョウを狙いましょという強い意志が感じられるアヴァン。

なんと4人のヒロインによる、可愛らしい静止画イラストと1期振り返りの動画に、それぞれの声優さんがキャラ紹介するという。しかも、これを、なんと3分という尺を使って…

さらに本編でも、ダメを押すように千鶴の舞台(たいして面白くもねえ)を長々と、千鶴の可愛さ、太ももやおっぱいを見せることに全振りしてお届けされました。

なので、ストーリーなんてあったもんじゃないです。ただただ、クズ主人公がお忍びで千鶴の舞台を観に行って感動しました。でも、演出家に声をかけられたのはしおりちゃんという子で、千鶴はショックを受け、主人公がいっぱいレンタルしてパトロンになってやるというのを町中で大声で叫びましたというだけの話。

ま、1期からその傾向はあったけど、制作サイドはヒロインたちの可愛さを萌えオタに売りましょうということでしょうね。それが、1期よりもなりふり構わなくなったという感じ。そのため、トムスはヒロインたちを絶対に可愛く描くという至上命題があるのでしょうね。キャラデザは相変わらず、むしろパワーアップして良かったと思います。

1期よりも主人公のクズさ、というよりも存在感が薄くなるなら観続けてもいいかなという感じでしょうか。
{/netabare}
=====第14話視聴後、追記です。
{netabare}
どうしよう。ストーリーがペラッペラで、まったく面白くないんですけど…

レンかのというテーマを死守するためだけに、意味もなく千鶴をレンタルする、ただただミツグ君の主人公。

で、いちおうは彼女として告白までした瑠夏に、千鶴とデートさせてくれと頭を下げる始末。は? 正直に言えば男らしいとでも思った?

「俺が水原をレンタルして支えてあげなきゃと思ったんだ」
「そんなの他の人でも支えられるでしょ」
はい、ど正論です。セイロンティーです。

千鶴もたいがいおかしな子よね。
レンタル時間終了後にデートに誘うぐらいなら、ハナっからレンタルなんてさせねえでプライベートで遊べよ。お金は欲しいの。でも、お仕事以外の関係も欲しいの。なんすかそれ。

千鶴のおばあさんも、まー軽いのなんの。なんか、いい感じのお言葉を主人公に言いますが、すっげー普通のこと言ってる。何年生きてらっしゃるんですか、あなたは。

唯一、今回で笑ったのは千鶴がバッティングセンターで主人公に言ったセリフ。

「だって、あなた変な人じゃないでしょ?」

いやいやいやいや、バリッバリに変な人でしょ、この主人公はw
むしろ、これ以上ないくらい変な人ですよ。ストーカーだし。

1期の悪印象が払拭できないですね。面白くないです。そろそろ断念も考えています。
{/netabare}
=====第15話視聴後、追記です。
{netabare}
ストーリーが薄いのは相変わらずとしても、今回はひどかったですね…

そもそも、1話の大半が鍵をなくした千鶴が主人公の部屋に入ったところに、元カノ襲来というだけの話なんですから。

逐一ツッコミどころを挙げていたらキリがないので、許せなかったポイントを1点。

千鶴が鍵をなくした、大家さんがいないということで、友達とか家族に相談したらという主人公。しかし千鶴は、家族はいないという。父親が失踪し、母親とは死別したという。祖父母夫妻に育てられたが、祖父も他界。現在、唯一の肉親は祖母だけだという。

さて、ここで問題です。こういう場合、あなたなら何と言いますか?

答えは「無神経なことをいってごめん」です。

しかし、この主人公は違うんですね。なんと、自分の家庭環境が恵まれていることを話し出すんです。両親がいない子に向かって、長々と子供の頃に好き放題、おもちゃを買ってもらっていたなどと言うんですよ。

こんな主人公を、どう好きになれと?

結論は、自分は酒屋を継ぐ将来が見えている。だから、夢を持って生きている水原がすごい。だそうです。

バッカじゃねえの。

こういう主人公だから、この作品を嫌いという人も多いんだと思います。
{/netabare}
=====第16話視聴後、追記です。
{netabare}
元カノに呼び出され、話をする主人公。

千鶴がレンカノでであるということがバレ、怒られるのではないかと戦々恐々していたら、マミちゃんいわく「カズくんはピュアだけど、馬鹿じゃないもんね」。

いえ、馬鹿です。

それはいいとして、「水原さんは仕事だし、そこに時間とお金を費やすのはもったいないよ」という、160km/hのど正論に対して、この主人公が思ったのは「よかった。怒ってなかった。やさしいな」だそうです。

いやいや、単純に怒られたほうがよっぽどマシだと思いますけどね。これに、怒られなくてよかったと思うことがもうね…

でまあ、この2期の大テーマである「とにかく女の子たちを可愛く描く」という方針のもと、瑠夏が部屋に来てご飯を作ってくれるという。もうね、そこからずーっと主人公はあからさまに嫌がります。

すっぽんだのニンニクだのをカレーに使うという、何ひとつ面白くないコメディを繰り返し、家に来たら来たで、帰れだのなんだの。とりあえず最低ではあるんだけど、まあ百歩譲って本命がいるから手を出さないよというのはいいとして、やっぱり対応がひどすぎると言わざるを得ないですね。

見せ方としてもダメダメですねぇ。なんかテンポが良いのはいいとしても、やり取りが紙芝居みたい。で、瑠夏が大きな声を出して主人公が口をふさぐというコントを何度も繰り返す省力作画。

まあ、この作品に何かを期待して観ているということもないのですが、いくらキャラ萌えに全振りしているとは言え、こうも順番に女の子キャラの魅力を見せましょうねという1話ごとに当番を決めてヒロインの魅力を出していく展開というのは、あまりにストーリーがおざなりすぎて…

うん。瑠夏ちゃんは可愛かったですよ。深い胸の谷間もエロかったですしね。でも、それだけなんですよね。
{/netabare}
=====第17話視聴後、追記です。
{netabare}
回を追うごとに酷くなっていく内容に、マジでどうすればいいか悩んでいます…

瑠夏を泊めたことが千鶴にバレていましたね。それを知った主人公。ヤッてないのにバレてしまった。いったい、なんのために耐えたのか。水原に瑠夏ちゃんのことで誤解を与えてしまった。

あのさあ。
この場合、ヤッたヤらないは問題じゃないんですよ。

誤解を解くために水原をレンタルしよう(なんでそうなる?)。いや、ダメだ、なんて言っていいかわからない。ハッ、来週は水原の誕生日じゃないか。何をあげればいいんだろう(結局このネタだけで1話を使います)。本人に聞く?いやいや、それはダメだろう。そうだ、あの子に聞けばいい!→墨をレンタルする。

は?
馬鹿じゃねえの? どういう頭の構造してんだこいつ。

ていうか、はいはい、この作品が可愛いキャラを萌えさせるためだけのストーリーすっからかんなアニメだってことを忘れていました。順番にヒロインのお当番回を作っているんでしたね。

えっと、墨ちゃんは聾唖の方かなにかでしょうか?
いくらなんでも話せなさすぎでしょ。まさに、りえりーの無駄遣い。

てかさ、ヒーローショーに連れてかれて、ピンクが水原だって喜んでますが、あなた今、墨ちゃんと一緒にいるんですがそれは…
それを千鶴にみられたら、どー思われるかわかってますか?

まあ、たまたま気付かれなかったからよかったですが。

墨から筆談で「プレゼントは物よりも気持ちだよ」。はっ、そうだよな! 墨ちゃんありがとう、君をレンタルしてよかったよ!

どんだけ馬鹿なの?
レンタル彼女を借りなきゃわからないことですか、それ?

何をあげるか、とにかく悩み抜くしかない!
馬鹿らしいにもほどがありますが、それで千鶴の部屋のベランダにプレゼントを置きますね。

まーだストーカー気質が治ってねえのか、この犯罪者は。

で、贈ったものが梅干しでした。
いやもう、ツッコミが追いつかねえよ。ちょっとさ…

千鶴も、呆れながらも笑ってポッて、いかにもおっさんが考えたストーリーですよね、こんなん。

そんなわけねーだろ!!!!!

僕は、なんでこんなイカれたアニメを観ているのか、心底わからなくなりました。どーしたものかねぇ…

あ、今回唯一誉める点がありました。
千鶴の部屋にあった観葉植物。あれ、サンスベリアですが、実によく描けてました。
{/netabare}
=====第18話視聴後、追記です。
{netabare}
もう、真面目にツッコむのも馬鹿馬鹿しいです…

単なる飲み会で鉢合わせって話ですもん。
で、一気したり、「たけのこニョッキゲーム」やっただけ。
で、千鶴に飲ませないように、わざと負けるという。

なんかさー、これが男らしい優しさだとでも?

作者の発想の貧困さを露呈しただけの話としか…
{/netabare}
=====第20話視聴後、追記です。
{netabare}
まーた偽りのレンタルデートですか。

話が進まねえってのもあるけど、千鶴のランクがアップして1時間あたり1,000円料金アップしたとか、ホントどーでもいい。

で、俺が金払ってやってるんだから、少しぐらいリクエストしてもいいよねって、偽りのデートにJKの制服を着させるというスケベジジイ。で、てめえも制服着てくるという。

心底、気持ち悪い。

あのさあ、風俗嬢と客という関係と同時に、君ら大学の同級生でしょ? しかも、アパートのお隣さんじゃん。次に顔合わせたとき気まずくないの?

20話まで観てきたけど、今更ながらに「なんでこんな馬鹿馬鹿しいアニメ観てるんだろ」と冷静になってしまいました。

やれ、JKの制服が膝上20cmでエスカレーターでパンツ覗こうとしたりとか、遊園地でチュロスを1つだけ買って「ひと口食べる?」をさせようとするとか、すれ違いざまに男たちが「どこの高校の子? あんな美人とデートできて彼氏羨ましい」なんて、絶対ありえねえこと言わせたりとか、なにもかもが醜悪。耐えきれずにAパートで観るのをやめました。

むしろ、こんなアニメを20話までよく観てきたもんだと自分を褒めてあげたい気分です。
{/netabare}

投稿 : 2022/08/20
閲覧 : 429
サンキュー:

5

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