ローズ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
計略
高校デビューしようとしたライドウ君。
隣の席になった阿波連さんに話しかける。
様々な距離感の測れない阿波連さんとツッコミ役のライドウ君とのラブコメ作品。
相手との距離を測れない阿波連さん。
その阿波連さんと行動を共にするライドウ君。
始めの頃は、様々な方法を模索します。
トライアル&エラーをしますが、悉く失敗に。
ある時、阿波連さんの声が聞こえるようになるライドウ君。
阿波連さんの声の小ささに慣れて、お互いの距離が縮まります。
阿波連さんは測れないので、周りから見たら、驚くような行動が多いです。
ライドウ君の親が出張と聞くと、ライドウ君のために弁当作り。
女性からの手作り弁当が貰えるなんて、嬉しいに決まっています。
料理上手な事はアピールポイント。
相手の胃袋を掴む事は好印象ですからね。
男女ともに料理は出来た方がいいです。
距離が測れない阿波連さんですが、ライドウ君のほうも大概ですね。
女子高校生との密着行為。
教科書の貸し借りだけでも距離が近いです。
ラブコメ作品なのでスルーされるかもですが、普通に考えたら羨ましい。
勿論、下心が無いのは分かっていますが、男女の物理的距離が近いと周りから勘違いされます。
ライドウ君のスルースキルも異常です。
個人的にメインだと思うのが、河辺でのキャンプ。
学校とは違った休日の姿。
しかも、開放的なキャンプですからね。
夜空に輝く満天の星。
その星を見つめる阿波連さんとライドウ君。
普通のラブコメ作品では、めでたしめでたしで終わるかもしれません。
でも、本作品は少し違います。
その時の阿波連さんの行動が尊くて尊くて。
一歩踏み込んだ阿波連さんの大胆な行動。
見た人だけのお楽しみです。
本作品は阿波連さんの普通とは違う距離感を楽しむもの。
特に親しいライドウ君との距離は、見ていてほのぼのします。
お互いに物理的だけではなく、心の距離も近づいた阿波連さんとライドウ君。
その関係は……{netabare}いと あはれ!{/netabare}