ローズ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ReRoadから始める異世界生活
日本から異世界へ飛ばされた人間は純粋概念という能力を持つ。
処刑人のメノウは迷い人であるアカリの存在を知る。
アカリの純粋概念である時間を巻き戻す能力の為、メノウはアカリの処刑に失敗。
アカリを処刑するため、メノウとアカリは旅をする事となった。
1話目のツカミは良かったですね。
味方と思わせて……からの攻撃。
世間では3話切りという判断基準がありますが、本作品は1話時点でOKです。
でも、中だるみや終盤の失速はあったような……
誰しもが欲しい能力である”不老不死”
これは人類の長年の夢でもあります。
日本人の平均寿命は80歳までたどり着いて、私達が老人になる頃には100歳まで、という予想もあるみたいです。
大司教はご老体。
若さが欲しいのは理解できます。
一応、6話くらいまでは楽しめました。
本作品は主人公とヒロインの立場が逆転するのがポイントですね。
メノウの殺す目的とアカリの殺される目的。
目的は同じですが、中々上手くいかないのでしょう。
結果を変えるためにアカリが能力を使うのでしょうが、リゼロと同じじゃね?と思いました。
メノウとアカリのコンビは理解できます。
モモが影役というのも理解できます。
でも、アーシュナの場合は……
おそらく、メノウ側の戦力が不足していると考えたのでしょう。
ご都合主義かと思われますが、不平不満を言わず察して下さい。
後半の敵はパンデモニウム。
CV春野さんの楽しそうな演技が不気味さを増幅させています。
化物を召喚するところまでは大丈夫でした。
でも、節足部分が昆虫を連想するのに生々しくて、私は苦手でした。
12話の最後の方でラスボスは分かります。
原作の長さを知らないので何とも言えないのですが、アニメの終わり方としては中途半端。
2期があったとしても、キビシイかなぁと個人的に思ってしまいます。
伏線を敷いたままの俺タタエンドでは満足できません。
まだ原作が未完みたいなので、求めるのは酷かもしれませんが。
1クールで無難にまとめた内容でした。