いるかん さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:今観てる
ご飯食べながら or お風呂上りに or 寝る前のちょっとした時間に
一行でまとめると「小品感は否めないものの、お話はきちんと作られていて、気楽に見るには充分」です。
本当はもう少しいい点(3.6~3.8くらい)をつけたいんですが、現在の評価軸ではそこまでは無理だったのでやむなく、の点数です。
1クールで終わること見据えての作りができている中で抑揚もちゃんとあり、それだけで贔屓したくなります(笑)
…というか客観的に見ると、そんなことを評価してしまうほど、他に残念な作品が多いってことなんでしょうね。
さて、ここからはネタバレこみの内容になりますが、主要人物は、主人公と魔王、そして魔王軍四天王と、「エイブラッドさん」だけです。
こう書くと、これが少ないようにも感じられるのですが、キャラの掘り下げがあったり全体感がまとまっているのもあって、1クールならむしろありかと。
また、よくある異世界ファンタジーに対して、過去の話にSF要素を混ぜたのが個性として仕上がっており、未読ながら原作がちゃんとしてるんだろうな、みたいにも感じました。
結末の方は、全力ハッピーエンドな反面、魔王軍が魔界に帰らなきゃいけない事態はどうなった?な部分もありますが「ともかくハッピーエンドなら細かいとこは目をつぶってもいいや」って思える作品なので、減点するほどではありません。
(もちろんすべての伏線を綺麗に回収してたら、加点はします。)
ともかく、点数が物足りない分、感謝の意を込めてのレビューでした。