テナ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
仲間
1期の続編で個人的に続編シリーズもかなり期待していた作品です。
今回の敵は数百年に1度の未曾有の災害である霊亀。
それに、勇者達が集められた。
なんだかんだと言いながら協力してくれる勇者ではありましたが……盾の勇者以外は囚われのお姫様状態(*꒪꒫꒪)
毎度やられてるからお約束ですねw
力不足を気にするリーシアに奴隷になる様に提案するラフタリア。
ラフタリアにとって尚文の奴隷って幸せの証なんでしょうけど、リーシアは困惑します。
当然です。奴隷なんて良いイメージがないし尚文が言うように奴隷になりたがるのはラフタリアだけでしょうね。
その考え方が何だか可愛く感じます。
ラフタリアにとって重要なのは奴隷ではなく尚文の奴隷なのですが、それに気づいていないのか、少し呆れた様な切ない様な感じで言葉を返す尚文もまた可愛いですw
霊亀討伐の道中……「私を殺してください」と言う女性が現れます。
彼女の名前はオスト、そして正体は霊亀の使い魔でした。
彼女は何者かに封印を解かれた霊亀を倒してほしいと言います。
しかし彼女は何だか見ていると凄く優しくはあるけと少しポンコツ感がww
しかし、霊亀を殺すと言う事は彼女をも殺す事を意味する。
そうして作戦が始まる。
体内に潜入する時にリーシアは後方支援に回されそうになりますが、彼女は盾の勇者の仲間として共に行きたいと言います。
尚文は直ぐに賛成してくれます。
きっと彼女の言葉がきっと嬉しかったのでしょうね。
彼女は戦闘には不向きだと思われてましたが、足でまといではない事を尚文は知っているからこそです。
そうして、彼女が仲間としての覚悟が出来ているから……覚悟が出来てない人間は連れてはいけないけど覚悟出来ているなら。
そんな中、かつての敵で他の世界の勇者ラルク
達と再会します。
彼等は霊亀の封印を解いた者を追ってきたそうなのです。
そうして、今回の黒幕……キョウ
戦いの中で霊亀の心臓を攻撃するけど……
心臓を攻撃するとダメージを受けるのは使い魔であるオストも同じで、ラフタリア達が剣を振るうけどそれで傷つく彼女で……見ていてかなり辛いシーンではありましたね。
そうして、彼等は真実を知る。
オスト自身が霊亀であった事を……
彼女を殺せば全て解決していた事を……
最後手段でオストに憎悪をぶつけようとする尚文……でも出来る訳がなくて…………
だって、オストは仲間だから……仲間を犠牲にしてまで…………だから躊躇っちゃう……でも、その優しさが尚文を成長させた。
霊亀の心の盾の解放……
新たな尚文の力……
でも、解放した事でオストは命を落とす。
自分の死を覚悟しても背中を押せる優しさ。
死って怖いものかもしれません。
それでも、彼女が最後まで笑っていられたのは、尚文の優しさがあったからです。
仲間の暖かさがあったから、きっと怖くはなかった。
敵はラウル達の世界に逃げ帰りました。
尚文な追いかけようとするも躊躇ってしまう。
その背中を押したのは、オストの言葉でした。
仲間の頼み…………
だから、振り向いてはいけない……
死にゆく仲間に何かしてあげられるとしたら……
大丈夫って安心させてあげられる事くらいしかない。
後は任せろって……
オストの見た最後の光景は彼等の背中でした。
誰一人振り向かない姿……
仲間の為に振り向かないで突き進もうとした背中。
それは彼女には希望に見えたんじゃないのかな?
全てを託せる仲間達の背中に希望を……
仲間のこれからを願いながら。
さて、霊亀編はここまでかな?
霊亀編は少し退屈な部分も多かったです。
良い話だし成長と言う意味では欠かせない話ではありますが、ストーリーに退屈な場面がチラチラあったのと、若干原作もカットされてるのかな?って思う展開もありました。
後、戦闘が少し迫力にかけていた部分はあると思いますが、悪くは無いと思います。
引き続き、異世界編?って言うのかな?
何故か異世界についたらレベルが下がってステータスは文字化けしていて、フィーロがいなくなってました。
チビラフタリア可愛いですね。
身体のサイズに合わない剣を振ろうと転びかけるのも可愛らしいꉂ(ˊᗜˋ*)ヶラヶラ
そこで出会ったのが勇者のキズナ
キズナはこの場所、無限迷宮に囚われていました。
そんな彼女がいる場所に自分達が居ると言う事は同じく囚われの身になっていたのです。
そこから脱出するのですが、早速脱出……
尚文凄いですねw
速攻で答えを導きだしましたね。
まずはお金稼ぎとレベリングをする事に。
それで装備を買うのてすが、ラフタリアの1番誰が似合っていますか?って質問に自分と答える尚文……乙女心はわからずって感じがまた可愛いらしいですねw
転移装置の砂時計へ向かうも敵に遭遇して回避しながらも転移装置に辿り着くもキョウの罠にハマリ敵の中に1人ラフタリアを残してバラバラに…
尚文はラフタリアの為に罠の中へ戻ろうとするも……戻れなくて……
一方、フィーロも別の者に囚われ店の見せ物として扱われた。
尚文はフィーロの声が聞こえたと走り出す。
そうして、フィーロを救う奪還作戦が始まる。
最初は姿を変えられた姿になっていたけど尚文は「俺が大事な仲間を見間違えるわけがないだろ」ってセリフが凄くいいなぁ〜って。
尚文って、最初は仲間に1番恵まれなかった人なんですよね。
ラフタリアに出会ってからは仲間に恵まれたけど、それまでは勇者仲間、王様、姫、にも裏切られ続けた。
だからこそ仲間の大切さであったり仲間の有難みってのを一番知っているのだと思うんです。
だから、大切なラフタリアやフィーロを初めリーシアやオストなど仲間が本当に大切で、仲間を傷つけられる事が1番怖くて辛くて許せないんだと思います。
それだけ大切に思ってくれる、思われる仲間って本当にいい関係だと思います。
フィーロを奪還した次はラフタリアの奪還が始まります。
ラフタリアは収監されました。
そこで、捉えられて居たのはラルク達!
えぇ!(*°Q°*)
これ、尚文達が来てないとヤバかったんじゃない?
無限迷宮に囚われたキズナに、囚われたのラルク達もラフタリアの協力あっての脱獄だし、しれっとこっちの世界の勇者達大ピンチだったんじゃww
逃亡の最中、ラフタリアが刀の眷属器に選ばれる!
凄い力だしラフタリアの新しい力だから光栄と言えば光栄だと思うけど、選ばれたラフタリアが迷惑そうなのがなんか可愛かったなぁw
同時に奴隷紋が消えたから、それも悩みと不安の種で、ラフタリアにとっての奴隷紋って尚文との絆だったから……
刀の眷属器の勇者に使えてきた末裔の巫女さんが出てきたのに、服貰って出番終了は巫女さん可哀想な扱い(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)
ラフタリアが元の世界に戻ったらお役目も終わるのになんか扱いが雑い(*꒪꒫꒪)
刀の眷属器の戦いの中、ラフタリアは尚文に再会します。
尚文はラフタリアに奴隷紋が無くなったから、彼女の意思を確認しようとする
尚文「ラフタリア、お前は……お前は自由だ、だから」
私は尚文を初めて馬鹿だと思ってしまいました(*꒪꒫꒪)
貴方な何を言おうとしたの?って。
奴隷紋なんてなくてもラフタリアは今まで嫌々一緒に居たわけでも奴隷紋に支配されてた訳でもないのは一緒に居たら解るのにね(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)
わざわざ確認する必要ないじゃん(◍´꒳`)bᴼᴷ
でも、奴隷紋がなくなった事で彼女は尚文の剣としてではなく隣に立ちたいと思い始めるのは1つの成長であり進歩ですね。
一方、ラルク達と再会したキズナは……ラルク達が尚文達を殺しに世界を渡った事に激怒する……ラルク達は、そうするしかないと言うけどキズナは「そんな方法間違ってる!俺なら他の方法を考える!」
2つの世界を救う方法……
理想ですね。
でも、悪くない理想ですね。
平和的で人として正しい意見です。
それに尚文は「それでもなかった時は?」
意地悪な質問ですね。
しかし、大事な質問です。
理想だけでは世の中やってはいけません。
理想はあくまで目標であり理想を果たした場合と果たせい場合の2つを考える必要があるからです。
だからこそ尚文にも一緒に捜してほしいと言います。
1人では絶対出来ない厳しさも知ってるから仲間に一緒に考えて欲しいという言葉。
キズナって、本当に理想が多くて甘々な部分も多いんですよね。
捕虜を捕まえた時もさ。
だから、たまに尚文とぶつかるけど、彼女は自分の意見をけっして曲げないし、自分の理想を貫こうとする言葉に尚文も折れちゃったりさw
でもさ、キズナの様な人がいると何か世界にも救いがあるような気がするんですよね。
こう言う人が居てくれたら、どんな世界でも信じてみよう。
変えてくれそうって思うんだぁ〜
そうして、キョウが強制的に波が引き起こされる。
尚文達はキョウと決着をつける為に最終決戦に挑む。
にしても、キョウは本当にクズです。
味方を騙して捨て駒のように使い捨てて…
キョウの言葉に沸点を通り越して怒った尚文。
憎悪の盾を発動し支配されかけてしまう。
止めようとるリーシアに、尚文はリーシアの首を絞めて尚文は自分の不満な気持をリーシアにぶつける。
彼女への心の不満、ラフタリアやフィーロに対する傍に置いてる理由。
これらの言葉って尚文の本心だと思うのです。
私は、どんなに好意を持てる相手でも不満が一切ない人なんて居ないと思うんです。
それは凄く小さな事な事や自分では気づかないだけで心の奥底にある小さな小さな不満があると思う。
そうした不満が出ただけで、それも本心だけど、それだけが本心ではないのも事実です。
何故なら、怒りの理由は大事な仲間に手を出したからです。
彼が怒るのは人の為で仲間の為です。
仲間を危険な目に合わされて怒るのは当然です!大切だから怒るのです!
そうした彼の優しさを知るからラフタリアもフィーロもリーシアも傍に居てくれる。
支配された彼を救ったのはリーシアの言葉と鏡の眷属器のオストの心でした。
最後の鏡の眷属器を纏った盾
ラフタリアとフィーロに支えられオストが添えてくれた手
オストは尚文達の仲間でありたかったと思う。
もぅ、彼女はこの世界に居ないけど心は鏡の眷属器の中にあり盾の中にある。
彼女はこれからも仲間である事に私は嬉しく思えました。
尚文達は元の世界に戻るのですが、こちらでも波が発生してたらしいです。
残りの三勇者が頑張ってくれたみたいです!
いつもいい所がなかった勇者達が成長したなぁ〜(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)
いつも最初でフルボッコか囚われの姫だった彼らが(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)
そして最終13話は最終回ってよりもOVAって感じが強かったです。
2期の未公開部分の回想って感じかな?
3期も決まってるみたいなんで楽しみですね。