テナ さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2期も絶好調
虹学はμ,sには遠く及ばない気がするけど、それ以外のラブライブ!シリーズでは1番面白い作品ですね。
今回から新キャラも新たに増えました。
香港からスクールアイドルになる為に短期留学生のランジュ
しかし彼女は…スクールアイドル同好会に疑問を抱くようになる。
スクールアイドルになりたくて来た彼女はスクールアイドル同好会に入部しないと言う
誰かに甘えないとパフォーマスできないアイドルは情けないと.…
同好会にいるスクールアイドルではないメンバー……ユウにスクールアイドル同好会を離れて夢を叶えるべきだと。
彼女の真意とは…
一話からのまさかの対立ww
ですが、そんな空気は悪くないw
どんな展開でも明るい!
それがラブライブ!シリーズの良さですねw
でも、ランジュは彼女達のパフォーマスを見る度に.…心境の変化が…
ランジ自身は、同好会とは自分のイメージが合わないって言うけど、間違えなく憧れたのは彼女達であり決して嫌っている訳ではなくて…
この辺りは一旦置いておいて。
個人的に印象に残った話
アイとミサトさんの話。
ミサトさんは長く入院していたお姉さん。
退院したミサトさんが元気がない事に気づいたアイは、お姉さんに話を聞く
友達が徐々に離れてく入院生活…友達も卒業で忙しくなり。中々お見舞いに来られなくなります。
そして、アイがやりたい事を見つけて頑張る姿を見て、私には何もない何処にもいけないと、思い込んで塞ぎ込んでしまう。
これは想像なんだけど。
闘病生活で失われた時間って取り戻せないですよね。
確かに学生でしか味わえない時間も有るし学生だから出来る事もある。
学生時代って、やりたい事を見つけるチャンスだと思うんですよね。
でも、それが闘病生活って形で失われたら…
退院した時に何をすればいいのか解らない気がする。
退院したらスポーツをしたいとか、綺麗な景色をみたいとか、美味しい物を食べたいとか、そうした闘病生活中の原動力の様な気持ちはあるだろうけど、それらを終えた後に…
自分のこれからの人生を考えたら…自分が失った時間を全力で楽しんで突き進んでいる人を見たら羨ましく思えてくるかもしれません。
そうした時に少し切なくなるかもしれません。
しかし、アイはお姉さんに元気を出してもらう為に全力のライブを披露します。
楽しいを教えてくれたお姉さんに楽しいを思い出してもらう為に。
そのライブを見た彼女は「頑張る力が貰えた」と自分の夢を追いかける事を決意します。
素敵ですね。
確かに、「今更始めても」「もぅ遅い」なんて考える事もあるかもしれないけど、それでやりたい事を諦める理由にするのはもったいないですよね
「何時でも何処でも何度でもチャレンジしたいと思った時がまっ白なスタートです」
ARIAの水無灯里ちゃんのセリフですが、本当にその通りで、やりたい事に期限なんてなくて、いつだって、やりたい事へ挑戦してもいいんですよね^ ^
だから、ミサトさんに頑張ってもらいたいですねw
次!
セツナちゃん正体がバレるw
この話は個人的に好きなエピソードでした。
本人はミステリアスでいいから正体を隠し続けて起きたかったそうです。
そうですね。
多分、自分が正体を隠してその正体は誰だ?的な噂を聞くのも多分楽しいでしょうねw
セツナ達のバレた時の言い訳と周りのフォローが……壊滅的に下手すぎるw
笑っちゃいますw
そんな中、学祭とフェスティバルの同時開催が出来なくなってしまう。
彼女は生徒会長としてスクールアイドルとして決断しなければならない事で……
彼女は1人で悩んでた。
1人で悩んで1人で自己完結して彼女は誰にも頼らずにいた。
でも、周りに気付かされる。
1人で抱えることより相談する事を。
彼女は生徒会やスクールアイドルの仲間に頼る事が出来る。
人って不思議と問題を1人で抱え込んでしまう。
自分が解決しなければ、迷惑が掛かるから、自分は立場的に、などなど色々な事を理由にして抱え込んでしまう。
自ら人に頼るのは簡単だけど凄く難しい事で……
それでも、仲間が力を貸してくれると言うのなら頼っていいんだと思える。
そうして、セツナは自ら正体を明かす!
でも、私から見たらよく今までバレてなかったなぁ〜ってw
こんな知名度ある子なら絶対詮索して嗅ぎつける人とか全世界にいそうだけどw
次!
栞ちゃんの話
彼女はスクールアイドルになりたかったけどならなかった女の子。
姉の頑張る姿を見てきた彼女が最後に見た姉の姿は夢を叶えられなかったステージで涙を流す姿だった。
だから、姉には向いてなかったから自分も向いていない。
向いている事を全力でするのが1番だと言う。
確かに向いている事だけして居するのは楽だしもしかしたら、夢なんて追わなければ涙を流す事はないかもしれない。
でも、それは楽しくないんじゃないかな?
夢を叶えられる人は一握りだと言われるし、才能の壁にぶつかったり、何度も諦めそうになって、立ち止まって、時には逃げ出して、それでも前に進んでいく。
誰かが、届かなかったから自分には向いていない、なんて決めつけは自分の可能性を潰す事だと思うのです。
でも、栞は姉がスクールアイドル適正が無いと最初からわかっていれば不要な後悔はしなくてよかったと言います。
彼女はずっと姉が後悔していると思っていたけど、姉は後悔してなくて、自分も応援されて来たから次は芋を応援したいと。
世の中には夢を叶えた人がいる。
世の中には夢を追いかける人がいる。
でも、その人達は向いてるから夢を叶えた訳でも追いかける訳でもなく、諦めたく無いから、やりたいから始めたのだと思うし、誰もが向いてるなんて最初から思っていた訳じゃなくて「やりたいからやる」そんなのでいいのだと思います。
夢は必ず叶うだなんて言わない。
それでも、夢の為に努力した時間や頑張りや努力は無駄にはならない!
夢を追いかけた事を後悔はしないのだと思うのです。
作中であった様に、私もやらない事の方がきっと後悔すると思うのです。
だから、栞が自分の気持ちに素直になれた事が凄く良かったと思います。
何も始めてもいないのに才能や適性を自分で決めつけてやらない理由にするのは、やっぱり勿体ないと思うのです。
次!
ランジュが帰国する話。
彼女はスクールアイドルをやりきったから帰国する……
いきなり彼女は帰国すると言います。
理由としてはランジュは同好会のメンバーには敵わないと思ってしまった。ってのが理由でした。
一方、ミアは彼女を止めようとしてました。
彼女が本心から帰国を望んでいないと知ったから、もぅ1度彼女がステージに上がることを信じてる。
そうして、帰国の日はやってくる。
でも、彼女は本心で帰国したい訳じゃなくて……
彼女に悩みがありました。
彼女は昔から仲良くしたいとおもっても周りの人が離れていく事が辛かったそうです。
何故離れていくか、何が悪いのかも解らなくて、人の気持ちが解らない……
これは解る……
ってか、人の気持ちなんて解らないのは誰でも同じです。
何故離れていくのか、何が悪いのか解らない、そんなの多分誰も解らない。
でも、それなら話し合うべきなんです。
何故離れるのか、何が悪いのか、今回もそうでしたが、急に自己完結して帰国する。
人の言葉も聞こうとしないで諦めて……
彼女は話そうとしてくれる栞やミアに相談すらなくて……彼女は誰にも話して来なかった。
私はランジュこれまでに、相手との距離を少しでも感じたら避けられたと感じて自分から距離を取ってたのかな?って思いました。
だから、今回はそうならないように1人で最初から活動しようとしていた。
1人でパフォーマンスして凄ければそれでもいい。
でも、同好会を見てると、ソロアイドルが一緒に活動して凄いパフォーマンスをしていた。
それが、自分のステージよりも凄かった……感動した。
それは1人では絶対に届かない輝きだった。
でも、今回はしっかり話し合いをして同好会メンバーも全員が帰国を止めに来てくれた。
その気持ちも伝わり彼女は同好会の皆とやってみようと入部する。
後にランジュは同好会で合宿に行くのですが、彼女は皆と写真を撮りたいけど言い出せないってエピソードもあってなんかリアルだなぁ〜ってww
普通に提案すればいいのに、多分やっぱり恥ずかしかったり申し訳なさがあるのかな?ってw
最後には言い出せるのですが、やっと1歩進めた感じがしました。
次!
歩夢とユウは悩みがあった。
歩夢は外国に住むファンから手紙でスクールアイドルをしたいと言う応援と相談の手紙を貰う…でも、外国ではアイドルって概念があやふやで難しいと言います。
だから、スクールアイドルを広めに外国に短期留学をしようとするけど悩んでしまう。
一方、ユウは…
作曲コンクールを目指すか悩んでいた。
理由としては、作曲は夢ではなく、やりたい事だから……だから、そんな自分がチャレンジしていいか悩んでしまう。
結局、2人のやりたい事って違うから、お互いの道に進むと一緒にはいられなくなる……
そうする事でその離れ離れの時間は長くなりお互いの場所でそれぞれが頑張る中いつかは疎遠になるかもしれない。
だから、歩夢とユウって仲良しだけど自分から踏み出す事も友達の背中を押すことも出来なくて…………
うん、これはね……
一緒にいるのが楽しい友達って人生で必ず居るよね……
夢に突き進むか、この場所に立ち止まり夢にを伏せて、この場所に留まるか……
私はね。
夢に向かって背中を押すのが友達なんだって思う…今、それが相手の事や自分の事を考えてるって事じゃないかなって……でも、思うだけで、実際自分がその立場なら多分、それでも悩む。
友達とは、ずっと一緒にはいられないからです。
いつか卒業して、別々の地域や職場や学校に変わって、結婚なんかもするかもしれない……
そう言う意味では、ずっと同じ場所でないられなくて……
だからこそ、その限られた時間しか一緒に過ごせない時期を削って夢に向かっていいものか…………自分のそんな気持ちで背中を押してもいいものか、悩むと思う……
こうした悩みに、自分の事しか考えてないように見える人や未来を考えろよって人もいるかもしれないし、その通りかもしれない。
でも、その時間が自分にとって大切だから悩んでしまうなぁ〜って…………
でも、人との繋がりで、心に鮮明にのこってるセリフがあります。
ひだまりスケッチの名言で「環境が変わっても繋がっていようとすれば、ずっと繋がっていられる。」ってセリフを聞いて考え方が凄く変わったの覚えています。
繋がろうとする事が1番大切だと。
話しを戻して、実はカナタちゃんは2人から相談を受けてましたが答えを保留にしてました。
彼女の答えが凄く素敵てした。
カナタ「背中を押して距離が離れたって、押してくれた手の温もりは残るよ。2人なら大丈夫」
名言過ぎではないでしょうか。
めちゃいいセリフに聞こえます。
ラストはライブでしたね。
人数が多いから1曲1曲が短いけどライブの裏側を見せるのは素敵かな。
ただ、全員で歌う時に挟むカットシーンはどうなんだろ?
ステージの後ろにモニターがあるとかならいいけど、あの挟み方だとPVに見えてライブ感が半減しちゃうし、やっぱりダンスを全部見たかったかな。
そこ以外は全然よかった。
全体的にストーリーはかなり良い話で全体的に楽しく明るく意識してある感じがして虹学は安定ですね。
ただ、全話通してラブライブ!なのにライブシーンが短い部分があるのが気になりました。
でも、物語に軽くメッセージ性があるし、不思議とラブライブ!だけどラブライブ感がしないのと、私が好きなμ'sのラブライブ!に近い感じがするから2期も安定した面白さで楽しめた作品です。