ローズ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
癒しの音泉
歌で病気や怪我を治療するヒーリング。
藤井かな・五城玲美・森嶋響の3人は烏丸音声治療院で修行して
ヒーラーになる事を目指して修行するのであった。
西洋医学や東洋医学と同じ医療行為となるヒーリング。
この世界観は良いですね。
西洋医学は対処療法。
東洋医学は病気の根本を治す療法。
ヒーリングは対処療法でもあり、根本を治療する療法という感じ。
外科手術では患者のみならず、執刀医の負担も軽減させています。
主役の3人娘は、とにかく歌が上手。
まだ駆け出しの新人声優という印象ですが、これから伸びるかも。
藤井かな役の磯部花凛さん、五城玲美役の堀内まり菜さん、森嶋響役の熊田茜音さんには期待しかありません。
ヒーリングの治療について。
歌を歌って治療開始。
この時に視覚効果で広い草原になり、癒し効果があるのが分かります。
どんな治療法にも限界はあります。
癒しを主にしたヒーリング。
怪我の治療もできますが、
私は患者の不安を取り除く効果にヒーリングの役割が大きいと考えます。
私の体験談になりますが、エアロスミスのコンサートを見に行った事があります。
当時は寝不足が当たり前。
でも、エアロスミスの公演が見たかったので、体の不調を抱えながら行きました。
演奏が始まった途端、体が軽くなりコンサートを楽しめました。
私にとってはヒーリングの効果が抜群でした。
江戸時代の医者は葛根湯、現代の医者は抗生物質などを処方します。
『ヒーラーガール』のある世界にも薬はありますが、ヒーリングの治療行為は歌。
症状によって、歌の種類が違うみたいです。
五城は古い楽譜を見ると目を輝かせるので、歌のレパートリーは多くあるのでしょう。
現代社会はストレスが溜まります。
そのストレスを発散するための癒しが必要なのです。
癒しとしての治療効果があるヒーリング。
『ヒーラーガール』を視聴して、心を整える効果を期待しましょう。