Bハウス さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
きらららしいファンタジー
世話やきキツネの仙狐さんの放送枠で
同作の監督とシリーズ構成が再結集とあって
きららおじさんとしてかなり注目していた本作
全話見た感想としては実にきららの王道で
ファンタジー世界を構築しているなと思った
舞台設定は魔王との戦いが終わっている世界
主人公の琴音は魔法使いのスキルを持つが
冒険者ではなく王国直轄のRPG不動産に就職する為
王都にやってくるところから始まる
RPG不動産には神官であるルフリヤ
ルフリヤの幼馴染で戦士のラキラ
そして直属の上司にあたる神官サトナが
二人に預けた獣人のファーがいた
住む家を決めていなかった琴音は
ルフリヤ達に部屋探しをしてもらい
結局ファーが住んでいたマンションで
ファーの隣の部屋を選んだ
そこからは各話ごとに部屋探ししている依頼者と
部屋を賃貸したい方達が出てきて
RPG不動産の4人が両者の希望に合うように
尽力していくという流れ
なんで店先で色違いの制服着ているのに
内見など外出する時はそれぞれの属性の服を着ているんだろう
初回から違和感を感じていたが
中盤から街中にドラゴンが現れて被害が続発し
ファーが部屋を抜け出して外に寝ていることがあり
その間の記憶がないというところから
物語が段々ときな臭くなる
琴音が無意識に口ずさむ歌をファーが気に入り
ワンフレーズしか覚えていなかったが
吟遊詩人のポーラによって龍のうたとわかる
その後新聞にドラゴンが出た場所に立つファーが
写真掲載していたため
サトナの部下であるセーラとモナが
ファーを王宮に拘束するべく立ちはだかる
ファーがドラゴンではないかと当初思っていた琴音だが
やはりファーは違うと思いファーを助けに行く
ドラゴンとファーは別人と分かるものの
龍族に近い魔法使いのセレニアはファーが
人間には魔王と呼ばれたホワイトドラゴンと察し
詠唱してファーをドラゴンの姿に変身させる
一度は琴音の歌う龍の歌で洗脳は解けたが
セレニアが強く詠唱した為凶暴化
琴音はファー(ファフニール)に攻撃され
そのまま転落死してしまう
最終回の冒頭がとても重たくて
どうなるんだろうと思っていたが
以前物件を紹介されたネクロマンサーのリリィが
琴音の魂を人形に回収しており
無事生き返ることに成功する
結局RPG不動産は王都からドラゴンと同じ
離島へと移動する措置を王が通告して
ハッピーエンドとなった
簡単に生き返ってしまうのも
琴音があっさりファーを受け入れるのも
動画工房だものw
お仕事ものとファンタジー世界
共に食い合いすることなく作られていて
がっこうくらし程の切迫感はないけれど
それなりにシリアスな風味が入っていたから
評価的には甘めですかね
ほっちゃんちょっと見ない間に成長していて
おねえちゃんママに子守唄歌わせようとしたおじさんは嬉しいよw