横比較無用ノ介 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
アンバランスな主人公
マインは異世界で本を作ろうとする。転生者だから、それほど難しくなさそう。
でも、簡単に作ってはつまらない。だからいろいろな障害を用意。
いつの間にか、その障害を乗り越えるのが主題になってしまった感じ。
大きな障害として設定されているのが、
「身食い(魔力過多)だから、平民のままだと長生きできない」
「腹黒い貴族たちが多い」の2つ。
これを回避するには、こっそり情報収集して、理解のある貴族を探すのが良さそう。
だが、マインは悪目立ちしすぎる。指摘されても直らない。
その結果、悪い貴族に目を付けられて、どんどん障害が大きくなる。
大人の記憶があるからIQは高い。
大人の記憶があるのにEQは低い。
つまり、最大の障害は、
「マインの精神的バランスがとても悪い」ということ。
大人の精神を病弱な子供に詰め込めば、バランスが悪くなるのは仕方のないことかも。
偉くなったら傍若無人になりそうな感じ。
3部まで見たけど、マインの振る舞いには、今一つ共感できなかったなあ。