てとてと さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ぬいぐるみみたいな熊の女の子の絵本みたいなアニメ、28分弱
絵本原作のアニメ映画。テディベアみたいな?熊の女の子ジャッキーが、病弱な熊の女の子ケイティとお友達になったり、病気のケイティお見舞いにお花探しで冒険したり。
【良い点】
12人きょうだいの末妹(上11人全員お兄ちゃん)が、内気で病弱な女の子とお友達になり→病気になった友達の為にお花を探す…という変哲の無い日常を、子供向け絵本特有の可愛さと温かいタッチで描いている。
大人も含めて理想的な優しい世界。温かみがありつつ、ファンシー。
飛行船からお花降らすシーンはファンタジーぽくて良かった。
末妹ジャッキーは幼く元気いっぱい、お兄ちゃんたちはヤンチャ盛りだけど皆妹を可愛がり心配して陰で助けてくれる。
友達になったケイティとの交流もハートフル。
お兄ちゃんたちは男の子らしく機械やミリタリーごっこ好きだったりがヤンチャな掛け合いで伝わってくる。
どちらかというとお兄ちゃんたちの方が見ていて楽しい。
作画は絵本の絵をそのままアニメーションにした感じでクオリティーは高い。
ピアノ多用する楽曲がかなり良い。
キャストは主演が当時11歳の子役、上手くはないけれど作風に合っている。
【悪い点】
子供全員熊のぬいぐるみ?なので、特にお兄ちゃんたちは見分けが付かない。(作画0.5減)
短い尺で固有のキャラ付けは無理。
ケイティが地味。
内気で病弱で以外のキャラ付けが弱かった。
声優陣が素人。
【総合評価】5~4点
他愛の無い内容だけど良い雰囲気の絵本アニメ。
評価は普通寄りの「良い」