ナルユキ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
(・ิω・ิ)でも、お高いんでしょう? 📖〈ハイ
あらすじが『へやキャン△』のものになってますね。このタイトル、本編終了後のミニコーナーだったり各特典映像のタイトル頭にみんな付けているのでややこしいのもわかりますが、これは『Fate/stay night』と『Fate/Zero』のあらすじを取り違えてるくらいの大問題ですよあにこれさん!(笑)
正しくはまだ各務原(かがみはら)なでしこが転校・入部してくる前のお話。犬山あおいと大垣千明の2人によるこれまたショートコントのような活劇が楽しめます。
【総評】
初めてあの部室を与えられた感想はやっぱり「せまっ!!」。テキトーな物置を宛がわれたことを察し一文字に口を結ぶ千明。そんな彼女をフォローしようとあおいは図書室から借りたアウトドア雑誌で気分を上げようとするのだが────
{netabare}トライポッド¥9,900
サバイバルナイフ¥9,800~13,800
最新テント¥46,850~100,900
千明「……………………(そっ閉じ)」{/netabare}
どうやら逆効果だったようである。外を快適に過ごし夜営も可能にするよう追究されてきたキャンプ道具はやっぱりお高いものなんですね~。
「ナイフなんて買わずに家にある包丁でいいのでは?」と始まり身近な安い道具や物置にあるガラクタでシミュレーションしたキャンプの絵面が本当に酷い(笑) あおいのはんなりとしつつもキレもあるツッコミが冴え渡る。
自分たちの活動のハードルの高さに諦めムードも漂うのだけれども、千明には家族とやったキャンプが想い出として強く残っている。その嬉しさ・楽しさを今度は親友のあおいと共有したいと告白するシーンはてぇてぇ……じゃなかった尊い。
最期は本編で活躍?した980円のテントを注文して想いを馳せていたらいつの間にか秋になっていた、というオチで終了。ほとんど何もやってこなかったけどだからこそ後から加入したなでしことほぼ同じ目線で共に冬キャンプを共有できたことがよくわかる話になっていた。
『ゆるキャン△』が好きでそのスタートラインを知りたい方には観て損のない5分となっている。