tinzei さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
リオが簡単に諦めたのは納得いかない
2対2の恋愛群像劇。
コメディタッチの絵も挟んでるから観やすかった。
主人公1人、ヒロイン1人の恋愛作品は観るけど、こういう主人公とヒロインが複数いる青春(恋愛)群像劇はあまり観たことなかった。
2対2の単純な恋愛かと思ったら、少しだけ三角っぽい展開にもなる、と言ってもドロドロではないから、SAN値が削られるような話ではない。むしろアカリとリオの家庭問題の方がシリアス。
意外と面白かった。普段この手の作品を観ないから「どういうところが良かった」とか「普通の作品とここが違う」とかは分からないけど、色んな意味で題名通りの作品だった。
ただ一つ気にいらないのは、リオが母親から約束の日のことを聞いて、アカリが家族であるために気を遣っていたのを知ったからといって、自分の想いを簡単に断ち切るのはよく分からない。普通はそれでもっと好きになるパターンじゃないの?結局当時のアカリのリオに対する思いも有耶無耶になったし、恋愛観の違いなのか分からないけど、そこだけは納得がいかなかった。
【簡単あらすじ】
4人の紹介。アカリの軽い恋愛観を嫌がったユナだったが、アカリの本心を知り本当の友達になる。
ユナがリオへの好意に気付くが、アカリとリオの関係を知る。それでもユナはリオに告白するがフラれ、アカリはカズのことが気になり始める。
リオがアカリにキスするが、両親の言葉からアカリが周りに気を遣っていたことに気付き、アカリへの想いが吹っ切れる。
アカリはカズに告白するが、カズはリオがアカリを好きだと思い込み断る。一方、ユナは再びリオへのアタックを考えて、リオもユナを意識し始める。
カズはリオがユナを好きと知り、アカリに告白しようと考えるが、映画監督になるための京都の大学の話が来て、将来のためそっちを選ぶ。リオとユナはお互いの想いを知り付き合う。
ユナとリオはラブラブ、しかしカズとアカリはお互いを避ける。だがアカリは両親の喧嘩が続き、ついに溜まってたものが爆発し家を飛び出る。リオはそれを知り両親を説得しユナがアカリを探す。たまたまアカリと会ったカズは想いをぶつけついに両想いになり、アカリは家に帰る。
みんな仲良く登校。