tinzei さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
日常のちょっとした悩みを鹿楓堂に来て解決する
悩みや困りごとを抱える人たちが鹿楓堂に来て、それらを解決していく。
1話につき1~2エピソード。
悩み・困りごとといっても、「仕事がうまくいかない」や「食べたいものが食べられない」みたいな日常のちょっとした悩み程度のもので、深刻なのはあまり出てこない。強いて挙げるなら8話の不登校中学生の話が少しシリアスなくらい。
よくある1話完結でゲストキャラの悩みを解決する作品。
最近の作品だと『宝石商リチャード氏の謎鑑定』に近いけど、あっちは家庭環境みたいな深刻な悩みが多かったから、観やすさという意味ではこの作品の方が断然上。
この手の作品は主要人物にもそれなりの悩みがあるものだけど、この作品も例にもれず、4人とも色んな過去がある。ただこのアニメだと京水とグレの過去を描くだけで、ときたかと椿に関してはやらない。気になって調べたけど、ときたかはともかく椿はこの手の作品らしい過去を持ってたから2期があったらやるのかな?
もっとシリアスな人間ドラマを予想してたから、少し拍子抜けだった。ただ飯テロ要素もあるから、このくらい軽い方がいいのかもしれない。だから人間ドラマというより、飯テロアニメとして考えた方が良い。
ゲストキャラも含めて声優は無駄に豪華で、主要人物のキャラデザも少し乙女向けに作られてるけど、上で挙げた『宝石商リチャード氏の謎鑑定』もそうだけど、この手の作品はそっち方向で作らなきゃいけない決まりでもあるの?別に物語には関係ないから良いんだけど、少し気になった。
自分用
1→前半は主人子たちの紹介、後半イベントプランナーの女性の悩み。
2→茶葉を仕入れてる店が閉店。客としてきていた女子高生の祖父母の店に頼む。
3→角崎という男の頼みでデパートのイベントに出店。実は角崎は京水の兄の部下だった。
4→天丼食べたい男に即興で天丼出したらいい事がある。子猫を拾いしばらく預かる。
5→気が引けてカフェ取材に行けないおっさんがカフェ巡りが趣味の椿と出会う。
6→京水が鹿楓堂を開く切っ掛けになった出来事。
7→2の女子高生が茶嫌いの友達に抹茶アイスを作る。妻を亡くした男がカレーを食べ元気になる。
8→グレが不登校の中学男子と出会う。
9→5のおっさんが好きな女性編集長と鹿楓堂に来る。角崎が再び鹿楓堂に来る。
10→口コミサイトを嫌う姪と優しいおば。アパレル仕事に悩む妹が漫画家姉とナポリタンを食べにくる。
11→引っ越すときたかの陶芸教室のお婆さんにハンバーグを振舞う。年越しイベント決定、京水と兄の確執。
12→年越しイベント当日、兄が来て少し話す。新年の餅をつく。