徳寿丸 さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
個人的にかなり不満
劇場版オリジナル(2022.6)
劇場に行ってきました。
正直、安彦氏はキャラデだけにしとけ!っと言いたくなる出来でした。途中で欠伸ででしまうというのは、劇場作品としてはどうなんでしょうか?
勿論好みがありますが、自分は初代のキャラデの方が好みで今の安彦氏のキャラデは嫌いです。また、安彦氏のキャラの解釈もややコミカルよりで嫌いです。
セイラ(アルテイシア)は別にすぐ他人をぶつ人間ではありません。スレッガーはセクハラ男ではありません。そして、アムロはMSで逃げる敵兵を踏みつぶしたりしません(敢えて入れる必要ある?)。また、ブライトがアムロをぶつシーンを敢えて入れるのも単にファン受け狙いが透けて見えて失笑ものです。
別に「ククルス・ドアンの島」に焦点をあてて作品を作るのは構いませんが、せっかく100分を超す作品なら、もう少しドアンがジオンを裏切るに至る心理描写や背景、子供たちとアムロの触れ合いの中でより、ドアンの人物像や子供たちがここにきた背景等しっかり描くべきだったと思います。
じゃあ、その分戦闘シーンがメインかというと全く格好よさも尺もありません。無論、このタイトルで派手な戦闘シーンは期待してませんでしたが、少ない戦闘シーンでアムロが逃げるパイロットを踏みつけるシーンが必要でしょうか?なめてんのか?と言いたくなります。F氏の如く、宇宙世紀で小遣い稼ぎするような真似はやめてくれって話です。
初代ガンダムで「世界名作劇場」でもしたかったのかわかりませんが、目の付け所は面白いですがもう少しやりようがあったのではと残念です。
私のツボ:何、あのやられ役のジオン部隊。ダサい。