tinzei さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ご都合主義で終わらせなかったのは良かったけど・・・・・
麻枝関連の小ネタ(緑川さんが演じる斎藤というキャラなど)が満載。ただ高城が『angel beats』の高松なのはいいにしても、有宇が『甘城ブリリアントパーク』の可児江西也なのは意味が分からない。変わったビジュアルではないから、見た目が被るのはしょうがないにしても、声や性格まで一緒なんて……ただ構想自体は『甘ブリ』のアニメ化以前に始まってるから、ホントに偶然っぽい。
急展開のあるアニメだけど、麻枝准が脚本って聞いて、日常のまま終わるわけないと思った人間の方が多かっただろうから、ショックよりも「お、きたwww」って思った人の方が多かったんじゃない?
といってもあわよくばこのまま平穏に終わるかも?って思ってたから、妹が死んだ段階で切っちゃったけど、終わった後に妹が生き返ったらしいと聞いて、やっと観直した。
最後のオチは予想外だったけど、ご都合主義(有宇が何の代償もなく全能力を奪う)で終わらせなかったのはさすが。個人的には沢城とmarinaのタッグが見れただけで十分だったけど、思ったより楽しめた。
ただそれでも『angel beats』とかに比べると微妙。「オチは予想外」って言ったけど、最後駆け足で終わらせた感は否めないし、妹退場っていう分かりやすい方向転換があったのは評価するけど、後半で能力を奪っていくのは、もう少しじっくりやっても良かった。特にユサ・ミサだけじゃなくて高城も何かしらの伏線が欲しかったけど、もしそれらを挿入すると完全に12話を超えるから尺を考えると仕方ないのかもしれない…。