「犬王(アニメ映画)」

総合得点
70.9
感想・評価
71
棚に入れた
175
ランキング
1466
★★★★☆ 3.8 (71)
物語
3.4
作画
4.1
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.6

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ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ストーリーより時代を超えたエンターテインメント

 時代背景は室町時代、三代将軍足利義光のころを舞台としていたです。何やら平家物語を独自の解釈で、その場その場が部隊というような、ステージを描いていたです。
 壇之浦からはじまり、父を亡くし目の見えなくなった友魚(ともな)が、旅のさなか琵琶(びわ)法師と出会い、弟子入りするのです。友魚は異形の姿をした後に犬王となる少年と出会い、琵琶を使った新しい音楽、能の舞台、新しい平家物語を語っていくのです。
 しかし最後、後に残されなくなるお話だったです。

 ストーリより至るとことが舞台となり、友魚の琵琶と歌が時代にそぐわないほど斬新で、とても琵琶の音に思えない時代外れの音楽を奏でたです。また、犬王の能も人間離れした動き踊りが独特だたったです。終盤、まるでバレエのようなしなやかな動きが、繰り出す演技が凄かったです。

 そんな犬王たちに翻弄される人達、型破りな音楽と演技に引き付けられていたったのです。何やら霊も加わったり、犬王が{netabare}何故か最初の姿から、普通になっていくところも{/netabare}不思議だったです。

 なぜこれが、これから先に残されなくなったのかは、見に行かないと分からないです。
 犬王の無念、友魚の最後がいたたまれなく見えたです。

 この破天荒な舞台は、見るものを引き付けるのは間違えないと思ったです。背景はよく素晴らしい作画だが、日本史に出て来るみたいな、キャラデザに好き嫌いが分かれるかもしれないです。演出は凄いです。

投稿 : 2022/06/03
閲覧 : 169
サンキュー:

13

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