tinzei さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
現実逃避をしながら現実を生きる
荒巻役の阪修さんが降板して中博史さんになるけど、さすがに年には勝てなかったか・・・・・こういうのがあるから、早めに2期やって欲しかったんだけど、降板してしまったモノは仕方ない。ただできれば『ARISE』で荒巻を演じた塾一久さんに演じて欲しかった。
シマムラに攫われたトグサがNに向かう電車で目覚めた時、車内は普通車っぽかったのに、降りたら外面が新幹線みたいになったけど、もうこの時からダブルシンクは始まってたって暗示なのかな?それともただの作画ミス?
考察サイトを見て、やっと制作側の意図を理解したけど、どうも納得いかない。物語の本筋にならない部分(前作で言うなら笑い男事件でセラノを殺した同僚刑事)を考えさせるのは良いけど、オチそのものを視聴者理解に任せるような作品は嫌い。
伏線の張り方とかは前作以上だけど、こういう最後だったのは残念。それとNはなんとなく分かったけど、Nポはなんだったの?
自分の理想世界にいながら現実を生きられるっていうのはある種理想郷だけど、つまるところ現実逃避には違いないし、現実で消費されるのは変わらないから、某有名洋画みたいな現実ではエネルギー源にされて仮想世界で生きるみたいなことになるんじゃない?・・・・・・・とか考えてたから、自分の思想は少佐に近いかも(笑)