横比較無用ノ介 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
青春に不要なパーツはない
2008年のアニメ。さすがに絵的には古さを感じる。
高校2年の男女が織りなす、恋愛物語。
竜児は、母親と二人暮らし。家事全般をこなす潔癖症。だが目つきが悪い。
大河は、小柄だが素行不良の暴力娘。だが心は乙女。
北村は、竜児の親友で生徒会副会長。大河が思いを寄せている。
櫛枝は、大河の親友でソフトボール部の部長。竜児が思いを寄せている。
さらにモデルをしている、亜美が加わって、シンプルなのに複雑な物語になっていく。
男の方は割と単純だが、3人娘はそれぞれややこしい。
特に櫛枝は、内面は物凄くモヤモヤしているのに、常に明るくていい奴を装っている。
皆それぞれに、隠している本心がある。
本心をさらけ出せば、傷つくかも知れない。傷つけるかも知れない。
隠していても、あちらこちらに衝突してしまう。
多感な時期ならではの、避けられない痛み。
あれが無ければ、これが無ければと願ってしまうこともあるだろう。
だが嫌なこと無駄なことも含めて、青春に不要なパーツはない。
思い出して、苦々しい気持ちになるのは、自分の中の子供を感じている証拠だから。
なお、本作のあにこれでの評価についてですが...
{netabare}
感想・評価が17803件、棚に入れてる人が52612人で共に「1位」。
平均満足度は4.2。総合得点の高い順では「40位」(90.9点)。
ちなみに、総合得点の高い順、95.8点で1位の作品。
感想・評価が1512件、棚に入れてる人は6598人、平均満足度は4.0。
(作品をディスってる訳ではありません。誤解のないように。)
どこをどう計算すると、総合得点が計算できるのか?
「投稿されたレビュー・感想/評価の得点で算出したアニメランキング!」。
「すごいAIが自動で毎日更新!」なんて。
算出のアルゴリズムが開示できない限り、適当な言い訳。
だから、googleの検索候補みたいな事態になる。掲示板にも書かれてるよね。{/netabare}