横比較無用ノ介 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
VRの中で完結させることもできたが、
バーチャル紅白歌合戦で始まり、ミュージカル美女と野獣になる。
で、最後は小さな勇気の物語。
VRの竜とリアルとの落差が大きかった。
以下、雑感。
「仁淀ブルー」
世界的にも有名な清流。きれいな川のイメージがあるが、時として牙を剥く。
自然は人間の都合なんか考えてくれません。
「こんなVRはいやだ」
ネットの世界では、ネカマを演じようが、正義の味方を演じようが自由だと思う。
だが、勝手にアバターを作成されるとか、能力を決められるとかありえない。
そんなVR、50億人以上が利用するとは思えない。
さらに、ユーザーが他のユーザーを「unveil」できるなんて...
「Who are you ?」
まだ被疑者の段階でも、実名や顔を曝そうとするネット警察はたくさんいる。
だが、ネット冤罪騒ぎを起こせば、あなた方がリアル被告人になってしまいますよ。
「VRの功罪」
ハマり過ぎてリアルが崩壊したり、リアルでもVRでもうまく交流できなかったり...
バーチャルがリアルに好影響を与えることは、実際には少ないのでは?
「壁に耳あり障子に目あり」
情報交換ばかりしているリアル空間では、秘密を持つことは難しい。
開けっぴろげじゃないと、うまく生きていけない世界もある。俺には無理だけど。