でこぽん さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
オープニングは最高に元気が出る超一級品 とにかく熱い物語
熱い、とにかく熱い物語です。物語だけでなく、オープニングも最高に熱いアニメでした。
主人公の纏流子(まといりゅうこ)も熱いけど、敵側も相当に熱い。
{netabare}
運動部統括委員長 猿投山 渦(さなげやま うず)の、究極の強さを追求するための覚悟
風紀部委員長 蟇郡 苛(がまごおり いら)の、絶対に喧嘩相手に跪かない覚悟
生徒会長 鬼龍院 皐月(きりゅういん さつき)の、目的を達成するためならば自分自身をも犠牲にする覚悟
さらには、反制服ゲリラ 黄長瀬 紬(きながせ つむぐ)の、生命戦維の排除のためなら何でもする覚悟
{/netabare}
女性が主人公なのに、まさに硬派のアニメです。
この物語は、主人公の流子が父の死の真相を知るために本能字学園(ほんのうじがくえん)の生徒会長一派と争う物語…のはずでしたが…、後半から物語は急展開します。{netabare}なんと、人類の存亡をかけた戦いへと発展するのです。
そして、そのとき流子を命懸けで守ってくれるのは、今まで敵だった生徒会長一派と反制服ゲリラ。
敵である頃は非常に厄介な連中でしたが、味方になると凄く頼もしい奴らです。
もちろん、劣等生の満艦飾 マコ(まんかんしょく まこ)は、最初から最後まで流子の味方です。
彼女の一途な友情に、どれほど流子が救われたことか…。{/netabare}
オープニングは最高に元気が出る歌です。
この歌も物語に負けない熱さ。藍井エイルが歌っている「シリウス」です。
ぜひともお勧めします。
昔、藍井エイルのCDを聴いていたときに、この歌が一番気に入りました。
そのときは、まだアニメの内容もタイトルも知らなかったのに、いきなり心の中が熱くなったのです。
このアニメを見てみたい。
その思いで、このアニメを見始めました。
アニメとの、こんな出会い方もあるのですね。
ちなみに、エンディングは 沢井美空の「ごめんね、いいコじゃいられない。」
これは昭和のアイドル歌手が歌っているようなイメージの美しい歌でした。