でこぽん さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
このアニメがきっかけで…
このアニメは2014年に放送されましたが、このアニメがきっかけで、私の行動が大きく変わったのです。アニメの持つ影響力は凄いですね。
この物語は聖杯を求めて人と精霊がタッグを組み、相手を殺し合うもの。
正直言って、私は人が殺し合ったり傷つけ合うアニメは嫌いです。
しかし、不思議と最後まで見てしまいました。
最後まで見続けることができた最大の原因は音楽。
梶浦由紀さんがつくられてKalafinaが歌ったエンディングの「believe」と「ring your bell」。
超低音から超高音までの音域を見事に活用した芸術的な歌。
まるで少女と女神と魔女とが三重唱しているような神秘的な歌声に、すっかりはまってしまいました。
これがきっかけでKalafinaのCDを聴くようになり、武道館でのコンサートにも足を運んだのです。
残念ながらKalafinaは解散しましたが、今でも週に一度は彼女らの歌を聴いています。
そしてKalafinaが歌っている他のアニメ(魔法少女まどか☆マギカや空の境界など)も見るようになりました。
また、このアニメの影響で「衛宮さんちの今日のごはん」も見ることとなり、3月のパンタジアが歌う「コラージュ」という温かい歌を聴くことができました。
このアニメはFateの登場人物による物語ですが、とても優しい物語。私の心を癒してくれました。
さらには、このアニメがきっかけで、「プリズマ☆イリヤ」も見ることになったのです。
このアニメもFateの主要人物が登場する物語ですが、ゲラゲラと笑えます。疲れきった心を軽くしてくれます。
これらは、同じFateの人物が登場しているのに、バトル中心の物語、癒し中心の物語、そして笑い中心の物語と、バリエーションが豊富です。
ところで、
今、日本のアニメーターの一部は中国アニメの下請け作業をしており、今後はその比率がますます増えることが予想されます。
中国では国家がアニメ制作を応援しているので、中国の下請けのほうが賃金が高いのです。
日本のほうが中国よりも格段に賃金が高いというのは、すでに過去の話になりました。
日本の素晴らしいアニメ産業を衰退させないためにも、複数のアニメ、音楽、グッズなどの関連商品で協力し合う必要がありますね。