マーティ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
運命の果実をいっしょに食べよう。
全24話。
事前に曖昧で抽象的な話だと知ってたので避けていましたが、チェンソーマンの元ネタの一つみたいだから見るしかあるまいッ!と思って視聴しました。
見終わって・・・「よくわかんないけど面白い」というのが率直な感想です。序盤こそ現実にいきなりファンタジーが入ってきてわかりやすかったけど、終盤に入ってくると現実と虚構の境目がわからなくなり最後は「なにがどうなったんだ!?」という状態でした。
チェンソーマンで見た要素も入ってました。水族館で3人で撮った写真、こどもブロイラー、無限に広がる図書館、疑似家族・・・とかね。それから「愛ってなんだろう」、「幸せってなんだろう」とかがテーマなところとか、ですね。
内容に関しては、僕にとって良いところと苦手なところが両立してました。具体的な考察に関してはこれからいろんな解説を見ていこうと思ってますので、ほかの人のレビューを見てください(丸投げ)。
良い点・ストーリー、世界観、曲です。謎が謎を呼ぶストーリー、謎が多いまま進むけど、映像面がとてもいいので飽きずに見れます。1話1話が早く感じるため、どんどん見れました。ラストの締めはよくわからなかったけど、不思議と納得できました。それと「運命」とか「果実」とか、興味を引くテーマなのも良かったです。
苦手な点・キャラの設定。序盤はかなり苦痛でした。人物同士のやり取りとか、ギャグとか、90年代のアニメみたいに古臭く、見てて痛々しいことが多かったです。特にりんごなんですけど、とにかくわがままで暴力が酷いため、見てて苦痛でした(^^;)。見返すにしてもまた序盤の苦痛を乗り越える必要があると思うとなんとも・・・。
いろいろ抽象的でしたが、結局「愛」がテーマでしたね。良い話でした。
これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。