天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
私的アニメ感想簿52
世界名作劇場17番目の作品で、原作はあの有名なマリア・フォン・トラップの「サウンド・オブ・ミュージック」です。
主人公であるマリアは、世界名作劇場史上最年長の18歳で、彼女がトラップ一家に家庭教師のトライ(違)じゃなくて家庭教師になり、子供たちと打ち解けて、子供の父親であるゲオルクの毒牙(ウソ)・・・ではなく、ゲオルクと結婚し、やがてナチスに併合されるオーストリアからアメリカに亡命するまでが描かれてます。
前半は家庭教師となったマリアが、母親のいない子供たちと打ち解けてゲオルクと結婚するまでを、子供の成長を描きながらじっくり見せてくれますが、終盤は戦争が始まりトーンもガラッと変わってシリアスな感じになりましたね。
特に最終回は亡命劇という事で映画化と思えるような展開でした。
欲を言えば、アメリカに亡命してからもやって欲しかったんですけど、40話では無理でしたか(苦笑)
とにかく主人公の年齢もあってか、名作劇場としては対象年齢が高いような内容でした。
余談なんですが、マリアと結婚するゲオルクは、元オーストリア海軍の潜水艦の艦長で階級は大佐だったんですね。
やはり、大佐ってのは若い娘(白い○○が勝つわ)がいいんでしょうか(おいっ)
おまけ
レポーター
「フランスがやられ、アメリカが参戦してきました。戦艦の姿はいまや一隻も見えず、戦いの展開はまったく分からなくなっています」
マリア
「連合軍が勝つわ」
ゲオルク
「ん?米軍機は映っていないぞ」
マリア
「分かるわ。その為にあたしのような女を大佐は拾ってくださったんでしょ?」
ゲオルク
「フフフ、マリアは賢いな」
・・・って、いいかげんガン○ムネタは(以下、省略)