テングタケ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
聞きしに勝るエログロ
まずエロから。オープニングのクリムトっぽい画像からして見せまくり。そして1話からスッポンポン。フルフェイスのメット被って、頭隠してチチ隠さず。その後もいろいろな場面でいろいろなキャラが脱ぎまくります。謎の光に隠したりせず常にモロ出しですが、いかんせんキャラに羞恥心が無いので、あまりエロという感じはしません。また脱ぎ頭の女の子は18歳ぐらいですが、その他に中学生や幼女まで描写あり。私は構いませんが、そういうのにうるさい人には観て欲しくない作品ですね。
次にグロ。1話で警備員の肉体が容易くバラバラになっていく描写は、正直あまりグロテスクさを感じませんでした。「キングスマン」の頭部爆裂シーンみたいな感じです。しかし、中盤でナナというキャラの四肢がもぎ取られるシーンは流石にグロでした。あと殺し屋の目を潰すシーンもちょっとキツイ。なんか超能力でバンバン人間が肉塊になるのではなく、可視化された見えない手が人間を物理的に破壊する描写にこだわってくれれば、もっとグロ度が上がって良かったんですが。
絵柄ですが、主人公の男子を含め、皆眼球が異様にデカいのが古さを感じさせます。ていうか絵が下手。コレが今風のシャープな絵柄だったら、もっと衝撃度が上がっていたでしょう。
ストーリーは、一言で言えば雑。これと言って特筆すべき点はありません。レビュー読んだらストーリーを褒めている人が多くて驚きました。
要するに、スタッフはエロとグロを見せたいだけで、エロとグロさえあればそれでいいという客向けに特化した作品です。なんだ、思いっきり私向けではないですか。
作品の完成度的には星3が妥当なところですが、これをテレビで放映したという漢気を評価して3.5点とさせていただきます。