tinzei さんの感想・評価
2.3
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
改革を急いだ王様も悪くない?
劇場版オリジナル作品、全3部作の第3部。
細かいことは第1部の方に描いたから省略。
3作連続で観たけど、この作品のラザックの声変わってない?鹿賀さん、声の出し方忘れた?
確かに国を乗っ取って軍事国家にしたガリプが一番悪いけど、そもそも改革を急いで国が荒れる原因を作った王様も悪くない?・・・・・・って思った人はおそらく夢を忘れた大人。
【あらすじ】
ランプの解析をしていたナジブは文字が書いてあることを突き止めるが、読めなかった。
そんな時、サナは船の皆に魔法族と自分のことを話す。
サナの国では魔法族と普通の人間が平和に暮らしており、母は偉大な魔法族、父は魔法科学を開発した科学者だった。
しかし国の王だった父は魔法科学を危険と判断し、捨て去ろうとしたが、民衆反対に遭い、魔法族とそうでないものの軋轢を生んでしまう。
さらに父の部下だったガリプが、その隙に魔法科学を盗み国を軍事国家へと変貌させてしまった。
サナは母とともに魔法族を逃がすが、父と母は殺され、自分も捕まってしまう。
しかし木の馬のおかげで脱出し今に至ると言う。
サナは最初、父の言う事を聞かなかった民衆を恨み、人間を嫌っていたがシンドバットたちと関わる内に心を開くようになったと言う。
すると、その気持ちがランプに伝わり、ランプに書いてある文字が読めるようになる。
そこには「真昼の夜とふしぎの門」と書かれており、ラザックたちは真昼の夜がある場所を指していることに気付く。
その場所へ着くと、日食が起き、昼なのに真っ暗になる。さらに波が発生し船を運んでいく。
船がついた場所は氷山に囲まれた湖だった。サナは皆に別れを言って、木の馬に乗り、先を目指しシンドバットもそれに同行する。
遺跡のような場所に着くと、ダールが現れ二人を囲む。
すると突如砂嵐が起き、その隙に二人は逃げ出すが、かつてサナの父が開発した飛行船が現れ、二人の行く手をふさぐ。
しかし敵が来たのを察知したラザックたちが現れ、シンドバットたちに加勢していく。
ガリプは味方ごと飛行船の砲撃で倒そうとするが、それに腹を立てたダールが裏切り、ラザックたちに味方する。
シンドバットとサナは先へ行き、ついに魔法族たちと再会する。
サナはシンドバットに別れを言い魔法族たちと消えていく。
その後魔法の力は失われ、ガリプたちの魔法も効力を失い、ガリプの作った街も砂嵐に巻き込まれる。
シンドバットは船長たちと合流し、母が待つ街へ向かう。
シンドバットはお世話になった人に恩返しをすると言い船を降り、母と再会する。