♡Sallie♡☆彡 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
JK神様×妖 主従ラブコメ
こちらは『花とゆめ』の漫画が原作のアニメです。
『花とゆめ』読んだことなくて知らなかったので,もちろんこちらも読んでいません。
ファンタジーが好きなので,このアニメも好きかもしれないと思って観始めたんですが,総合的な感想としては「少女漫画だなぁ」です。
まずキャラクターデザインです。
顔と目が大きくていかにも少女漫画って感じですね。
相手役の巴衛は狐の耳と尻尾が付いているのですが,獣耳萌えのメンタルを持っていないためかイマイチピンときませんでした。
イヤーマフしてるシーンがあったけど,付けるとこそこじゃない説…。
作画は崩れたりとかはなかったけど,今のアニメのようにキレイとかはなく,まぁ普通。
ラブコメだし10年も前のアニメだし,こんなもんかなという感じです。
ストーリーは
女子高生である主人公がたった一人の家族であるお父さんに見捨てられて,家もなくなり途方に暮れているところから始まります。
ファンタジーなので社に住むことになったとか神様になったとかの件はまぁいいとして,普通に高校に通えてるの何で??
学費どっから出てんの!?
生活費はお賽銭から捻出してるのかな??
―なんて現実的なことを考えてしまいました(^▽^;)
土地神になった奈々生を待っていたのは元野狐の巴衛。
ミカゲの後釜になった奈々生の神使になります。
その契約はキスをすることで成立するようなんだけど,だとするとミカゲと巴衛もしたってこと!?
あとはいろいろな妖たちが登場して問題が起こるのでそれを解決していくお話ですね。
ベースはやっぱりラブストーリーなので,一緒にいていろんなことが起こる中で次第に巴衛に惹かれていく―という感じ。
わたしはそもそも「妖怪に恋愛感情あるんだ?」とか「妖怪も熱出したりするんだ?」とかひねくれたことを思いながら観てました。
キャラクターで1番好きなのは瑞希です。
可愛い系なのに実は腹黒なキャラクター好きなんですよね。
子どものときアニメを観てていつも冷や冷やしてたことがあって…。
それは口上を述べるシーンや変身のシーンに敵が攻撃してくるんじゃないかっていうことです。
このアニメでも「土蜘蛛攻撃しないで待ってくれてるよね!?」っていうシーンがあって子どもの頃の気持ちを思い出しました(笑)。
総合的にこのアニメが楽しめたかというとうーん(-ω-;)って感じです。
つまらないとは言わないけど,「少女漫画ってこうだよね」的に一歩引いて見てました。
ただ,これはこの作品がどうというよりわたしがもう大人なのでね。
『花とゆめ』という時点で中高生向けだし,わたしが中高生だったら普通に楽しめた作品だと思います。
(大人でも十分楽しめる少女漫画もあるとは思うけどね★)
良い点は…
巴衛の声ですね。冷たい感じの声が(・∀・)イイ!!
あとはOPの歌詞ですね。
色んな文学作品からとってきたであろう歌詞がお洒落だと思いました。
OPとEDはアニメらしからぬ感じで印象的でした。
特に好きとかではなかったんですが癖になりますね。
そして,講釈師役の山崎バニラ。
初め「講釈師?活弁士の人だよね??」って思ったらやっぱりそうでした。
良い味出してますね♪
第2期もあるそうで,観ても全然良いんですが他に観たいアニメが沢山あるので多分観ないかな。。
もし観たらレビューしたいと思います。