フェイルン さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
パトレイバー要素には過度に期待しない事
キャラクターといい背景といい、全体的にモノクロに近いレベルに色は無い。
リアル寄りのサスペンス調に進んでいくが、突如現れた13号なる存在によりSFな展開へ。13号を観ていると、アレ?このシーンどこかで観たような?のちの作品「エヴァンゲリオン」のエヴァや巨大化綾波の元ネタみたいに感じます。
パトレイバーや特車二課のキャラの出番は極力抑えられている。
パトレイバーや特車二課の活躍を期待していると足下をすくわれる事でしょう。
本作は高山監督制作の作品で、本人の作風からか最後は切なさと儚さが残ります。この終わり方には各々で評価が分かれがちかと思いますが、自分が好むカタルシスとは違い、あの時ああしていればという心残りを残しながら静かに終わる作品でした。