RFC さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
変なタイトルに惑わされることなかれ 意外とちゃんとやってます
中国の方ブチ切れるんじゃないかと思われるほど
ナメた設定の物語に、敬遠してましたが、
意外と高評価なようなので視聴開始。
【作品概要】
言わずと知れた中国の大昔の軍師、諸葛亮孔明。
病死した彼は記憶を持ったまま現代日本の渋谷に、
若返った状態で転生します。
訳が分からないまま彷徨った挙句、
そこで一人の歌姫と出会うところから物語は始まります。
【作品に対する感想】
視聴して良かった、意外と…というか相当面白かったです。
2期があったら必ず視聴します。
1)物語
要は孔明の三国志時代の策略・計略を
現代のプロモーションに無理矢理応用したらどうなるか
って感じですね。
10万いいねは多分10万本の矢の話のことかと
想像できたんですけど、
上手いこと現代風にアレンジできてますね。
三国志知ってる方はより笑えそうです。
…あー、逆にブチ切れる方もいるかも(^^;
私は歴史はぱっぱらぱーなせいか、楽しめました。
策略の応酬、スリリングですね。
物量の絶対不利を知恵でひっくり返すのは爽快です。
2)作画
唐沢のキャラデザ、一人だけ浮いてます。
なんかあったんでしょうか?
あとOPのダンスシーン。
孔明の衣装でもできるスローなものにしたんでしょうけど、
それでもかっこいい!
3)声優
➀置鮎竜太郎(諸葛亮孔明)
私の中ではバルトフェルトから止まってたので、
こんな安心できる演技も出来るんだと
意外な一面を見た気分です。
➁千葉翔也
この方セリフとラップどっちもやってるんですね。
私はラップは全くついていけないので、
それだけで尊敬ですね。
4)音楽
OPチキチキバンバン
大昔の元ネタを今風に真面目にやったらこうだった
ってなとこでしょうか。
意外と聴けるので驚きです。
ED気分上々
昔のカバー曲だったんですね。
雰囲気にぴったりで良かったです。
劇中の歌は、英子の歌もすごいんですけど、ラップですよ。
私はラップは全く分からないんですけど、
素人目には十分しっかりやれてると思います。
5)キャラ
➀月見英子
裏表がない真っ直ぐなキャラで好感持てます。
部屋着でスタイルがめちゃくちゃいいことが分かりますね。
➁KABE太人
KABE太人カッケーですね。
かぐや様の石上といい、
陰キャが足搔いて立ち上がっていく展開、好きなようです。
➂諸葛亮孔明
現代文明の吸収の速さが異常です(笑
こ奴が凄いと思うのは、
無暗に敵を作らないところと思います。
敵対すると、敵は全力攻撃してきますしね。
のど薬あげたり、いいね返したりして
敵対勢力の反感を和らげておく。
この辺の匙加減も天才軍師所以ですかね。
➃唐沢
唐沢はヤなやつポジションですけど、
仕事としてやるべきことを最優先にしてるだけで
音楽に対する想いや人の心がないわけではなさそうですね。
6)印象深いシーン
{netabare}
➀石平八陣
さすがに無理があるやろ(笑
➁109ゲリラライブ
最後の英子の歌は泣くほどキタわけじゃないですが、
最後を飾るにふさわしいの壮大な仕上がりでよかったです。
Eikoの新曲公開とアザリエの100万円キャンペーンが
被ってしまい、孔明の策の威力が半減するかなと
思いきや、それすら利用するあたりが流石ですね。
ちょっと残念だったのは
KABE太人が曲に関わってなかったこと。
まだ天下泰平の計Vol.1なので、
Vol.2では英子の歌に絡んで欲しいなあと思ってます。
➂唐沢の「金でいいねを買う」
結果を出せば勝ちな世界なんで、(法律を犯さない
範囲でなら)別にいいんじゃないかと思います。
結果を出すのに人物金をどこまで投入するかは
本人らが決めることなので。
あるもの・使えるものは何でもつかわないと
勝てるものも勝てなくなります。
平等じゃないかもしれませんが、
世界はそもそも不平等ですからね。
ただ、ネットが発達した時代なので、
あまりえぐいことやると、炎上して逆効果になるのは
考慮してやんないといけないと思いますけどね。
{/netabare}