tinzei さんの感想・評価
2.4
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
サラ出した意味ある??
5部作第4作目、57分OVA。
今作は題名通りトキ視点のストーリーで、核戦争前からトキとラオウの決着までを描く。とはいえ原作・TVアニメにないケンシロウに助けられるまでの話は静止画とBGMで済まされたから、オリジナル要素は薄い。
過去3作から作画が変わる。雰囲気も暗いモノになってキャラデザも少し違う。
はっきりは描かないけど、劇場版よりグロさがある。ただそれでも第2作に比べるとそうでもない。
メインはトキとラオウの関係なんだろうけど、トキとサラのラブストーリーに見えなくもない。ただそれにしては、サラの登場シーンが少ないし、何のために出したのかよく分からなかった。
それと『新・北斗の拳』で出てきた北斗の医術を使う女がサーラって名前だったけど、同じ医者として意識したのかな。
【オリジナル部分】
被爆したトキは継承者となったケンシロウに迷惑をかけないため自分を想う医者のサラと共に人々を癒す旅に出る。
トキの力を恐れたラオウはトキたちがいる村人の命と引き換えに、カサンドラへ入れる。
だがその後ケンシロウがトキを救い出す。
村へ戻り、サウザーとケンシロウの戦いを見終えたトキは活性の秘孔をつきラオウとの決着をつけようとする。
トキは全身全霊でラオウと戦うが、病の影響もあって勝てず止めを刺されそうになる。
ラオウはトキに情けをかけ生かす。トキは村に帰りサラと抱き合う。