fuzzy さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
文字を通しての心の物語
辞書を作るというお仕事もの
〈気になる点〉
学者に各単語の記載を依頼しているがあの仕組みや規模がわからなかった
またお話だけど土下座を強要するが意味が分かりづらいという意図からの編集に怒り、土下座までさせるようなことがあるのか。。だから衰退するのではと。
西岡の既成事実のくだりはだめでしょ。
西岡と彼女との最初の設定がわからなかった
〈トータル〉
1話2話はぐっときたけど
それ以降は
少したるく、朝ドラのよう
と思ったらいきなり、そ〜れから、っと月日がワープ
あまりみんな変わってないし
言葉は知っているが使えないもの
言葉に譲れない感性があるが活かせないもの
西岡も才はあったがあそこではなく異勤先で能力が発揮できたのかも
人間万事塞翁が馬
と
辞書のお仕事話
をうまく絡めた作品だったかも
辞書なんかもう家にないし、
あんなに時間をかけてでも作る、しかし人員を割かない辞書は必要なものなんだろうか
費用効果はどれだけのものなのだろうか
スマホでしか単語を調べないけど
辞書があれば知識だけでなく視覚、触覚、辞書の重さ、単語の位置などスマホにはない感覚が刺激される
そういった忘れかけている感覚を刺激するようなお話な気がしました
ま、スマホでも触覚も位置もあるけど
万人が面白いとは思わない作品だと思う
効率ばかりではなく、無駄と思われる時間や物事に価値を感じる方におすすめな作品かと。
※しかし、辞書編集に携わる方は生涯それだけの仕事になるのだろうか。。出版社のエゴであれば手厚く待遇されていて欲しいものです
榊原良子さんの声は辞書制作しているという設定に説得力を持たせるなぁ