天地人Ⅱ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
私的アニメ感想簿46
王宮を目指して走り続けるメロスだが、今までの疲労と急な坂道に心が折れかかっていた
「(も、もうだめ)・・・きかれないのだ。」
「ヒ~メヒメ(な、何だと、この斜度20%以上の激坂を、まさかママチャリで登る奴が居るとは)」
「さあ、一緒に歌って頑張りましょう。ラブリ~チャンス、ペタンコチャン♪・・・」
メロス
「セルヌンティウス、許してくれ。あの歌がなければ・・・ここに来る事は出来なかっただろう。」
セルヌンティウス
「何も言うな、メロス。」
ガッシリ抱きあうメロスとセルヌンティウス(おいっ)
ナレーション
「この作品は弱〇ペダルとのコラボ作品となって(って、ある訳ないだろーが)」
まあ、二人が抱き合うところを除いてそんなシーンはありませんでしたが(苦笑)、太宰治の名作「走れメロス」の劇場映画です。
別のアニメでは、カッコ良く描かれていたメロスですが、この作品ではちょっと抜けてるようなキャラデザインになっていましたね。
短い作品を劇場アニメとするため、だいぶ脚色された作品となってますが、劇場作品だけあって、作画は美しいですし、古代ギリシャの生活が丁寧に描かれているところも評価できます。
あと、気になったのが、ラスト近く、ウマに縛られて王宮を目指していたメロスが、縛っていたロープごと上着を破り捨てるシーンですね。
筋肉の動きだけで、上着を破り捨てるって、アンタ、ケンシロウですか
「ア~タタタタタッ、お前は既に感想を書いている(何だと~、ひ、ひでぶっ)」
おまけ
「おい(何だ?)この映画のサムネを見てろ。」
「メロスのメの字が×に見えないか(そういえば)きっとメロスじゃなくてエロスにしかったんだよ(な、なるほど)ガシッ(えっ)」
王
「世を惑わす不届き者め、直ちに処刑せよ(助けてくれ~っ)」
だって、ど~見ても×にしか見えないじゃ・・・