「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章(アニメ映画)」

総合得点
61.7
感想・評価
27
棚に入れた
128
ランキング
5279
★★★★☆ 3.7 (27)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.8

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ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

阿部寛のケンシロウはともかく宇梶さんのラオウは酷いな・・・・・・

5部作第1作目、95分劇場版。
観る前まで『ガンダム』の劇場版みたいにTVアニメ版の総集編かと思ってたけど、一部の話を切り取ってアレンジしたりオリジナルストーリーを追加した 全くの別作品だった。
正直、原作・TVアニメを知らない人が観て楽しめる内容ではないし、時系列だと第1部の話がメインだけど、第2部の修羅の国に関わる話やキャラも出てくるから、TVアニメか原作を全部観といた方が良い。


今作は、サウザーの話にオリジナルストーリーを加えた作品。
題名からラオウが主人公っぽくなってるけど、ラオウに関わるオリジナルストーリーが追加されてるだけで、基本的にサウザー編を描いてるからケンシロウが主人公なのは変わらない。


原作キャラの声優は全く違うけど、ケンシロウとラオウは本職じゃない人が声を当てている。阿部寛のケンシロウは及第点として、ラオウの宇梶さんは酷い。声質が似てないから威厳が全くないし演技も棒読みだし、本職じゃなくてもいいから別の人にして欲しかった。


劇場版だけあってビジュアルのキレイさはあるけど、アクションシーンに関しては普通。もっと激しく動かすと思ってたから、TVアニメ版とあまり変わらない描き方だったのは残念。
グロさもTVアニメ版と同じで黒く塗りつぶされて、派手な流血や肉片が飛び散ったりすることもない。劇場版だから期待してたっていうのもあるけど、『新・北斗の拳』を観た後だったから余計ガッカリした。


【オリジナル部分】
ラオウのもとに、修羅の国から来た幼馴染ソウガ・レイナ兄妹がいた。
ラオウが冥王軍を倒す。
ラオウが失態を犯したソウガをみんなの前で殺す。
レイナはラオウに噛みつくが実は士気を高めるためのソウガの策だった。
レイナはソウガの遺言を果たすためトキとケンシロウを探す。
レイナはその後聖帝軍に襲われるが、トキに救われラオウのもとに帰る。
レイナはケンシロウがサウザーと戦うと聞き、戦地へ向かうが子供を助けようとして死ぬ。
ラオウがレイナを蘇らせ修羅の国へ帰す。

投稿 : 2022/05/22
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