pister さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ブルリフの前座
原作未プレイ。
個人的に“ブルーリフレクション澪”の評価が高いので、原作メーカーを同じとするコーエーテクモ(ガスト)のこの作品も見てみることに。
感想としては…ああ、あれだ、“RODtheTV”の後半、ジェントルメン顕現後の世界と似てる気がする。
超ネタバレ、要は想像が現実化する世界で、主人公は洗脳されて無意識下とはいえ自作自演をしてた、大フェノメノンの中で小フェノメノンと戦ってたというのがこの作品一番のビックリポイント…だと思うのだけど、やっぱりかなり無理があるw
そもそも実質全6話で全貌を明かすのは土台無理な話で、外と内とで人口合うの?とか洗脳したヤツ(外部)の黒幕は誰?とか、そこら辺は投げっ放し。
特に「自分は演技されられてただけだったのか」と知った時の主要メンバーのリアクションが…RODで言えば{netabare}「三姉妹の出合った教会の思い出はニセモノだった」{/netabare}と同等だと思うのだが、妙にアッサリしてたのはどうなんだろう?
いやもしろ、実際はこんなもんでしょーというのを描きたかったのかなぁ。
欲を言えば外の世界では主要キャラは年寄りやオッサンだったとかいうサプライズも欲しかったが、それやると原作ゲームが成り立たなくなっちゃう?
そうは言ってもなー、つばめがあの時代を詳細に知ってるのなら、それなりに年食ってる方が自然だと思うんだけどなー。
ところでブルリフとの比較だけど「結局AASAって何なのさ!?」ってのと通じる気がする。
ゲームとしてなら謎の存在として便利道具を小出しするのに都合が良いのかも知れないが、アニメとなるとそこがモヤっとしてるのはどうなんだろうか。
ある意味ブルリフの習作といえなくもないかも?
全6話だしそんなに期待しないで見る分にはそこそこ楽しめた。
意味が分からんって方は“RODtheTV”を先に見るといいかも?他に似た作品あったかなぁ…。
見たら余計に意味が分からなくなった場合は…ゴ、ゴメンナサイ。