CiRk さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
香港へ行ってつまらなくなった
{netabare}
春アニメの失速枠一位だと思ってる。
日本編はかなり面白かった。
主人公の父が殺され、それの復讐に燃える主人公が父を殺したランテイを追い求め、また父の謎の解明に向けて動き出す、と言う王道な設定。
こういう復讐モノと拳法が相性がいいのもあって見てる側も熱くなれる。
父のことを一心に様々な苦難を乗り越えていく様に好感が持てるし、ずっと父のことを第一の念頭に置いてあれこれを追求するのも、意思が強く一貫してことが伝わってきて主人公に共感しやすい。
日本編はキャラ一人一人にも重きが置かれていた印象。
貴章などとの出会いを通じて技を得て行くストーリーは王道的な成長モノらしさがあって良かったし、そんな中で得られた技を使って適わなかった強敵に打ち勝つというのも熱かった。
最後のケガ展開は少し強引には感じたものの、大切な人と一緒にいることを選ぶ貴章と、大切な人よりも真相を追い求めることを選ぶ主人公が対比的に描かれているのは、主人公の意思をより強調するものとなっていて良かった。
様々な人との出会いで父やランテイ情報を得て行くというストーリーも、一歩一歩着実に父の謎の解明に近づいていってる感があって、謎解き的な面白さもある。
ここまでは面白かったが香港編に突入してから急に脚本が雑になった。
展開がゲーム的すぎる。
恐らくゲームが「○○に行けクエスト→雑魚との戦闘パート→要人との会話」的な要素で構成されてそれを全くそのままアニメ化したんだろうけど。
正直日本編もそんなところはあったし目標から大きく遠のいている感はなかったから、そんなに回りくどさを感じなかったけど、香港編は目標に対してずっと停滞している感があるのが微妙。
うろ覚えだが、だいたいこんな感じ。
主人公「父の真相を知るためにシュゲンタツに会いたい」
A「Bなら知ってるかも? ○○に行けば?」
B「今のお前には教えられない。武徳を得よ」
C「Eなら武徳を知ってるかも? Eの居場所はDが知ってるよ」
D「Eには○○で○○をすれば会えるぞ」
E「武徳とはこういうものだ。」
B「まだ足りない」
以下C-Eのような展開をずっと繰り返し。
もう経緯は忘れてしまったがそんな流れでグダグダ引き伸ばしながらなんやかんやシュゲンタツの居場所をつかむことになるが、まさかの
シュゲンタツ「何も知らん。○○に行けばわかる」
という展開だった時はさすがに「は?」ってなった。
ゲームの訪問イベントをそのままなぞっているだけでつまらない。
この最中に拳法をふるう相手はモブばかり、多分これもゲームでいう取り合えずの雑魚キャラとの戦闘を適当にそのままアニメ化してるんだろうな。噛ませばっか倒してるだけで途中はなろうと同じ。
もっとこの辺りをアニメにする上で削って、アニメとしての体裁を整えてほしかった。ゲームのプレイ動画を見てる気分だった。
香港編は色んな人物の間でたらい回しにあうから、ジョイとあの不良少年ぐらいしか印象に残ってるキャラはいない。
で、最終回。あそこでランテイと戦って終わりで良かっただろうに。
シュゲンタツが変なとこに誘導して結局何も分からず終いはさすがに酷すぎる。そして、強引な流れで鏡の関係者のヒロインと出会ったかと思えば、出会ったばかりなのにそこまでのヒロインたちよりもいい感じの関係になってるし本当に意味わからん。
おれたたよりも酷い何かを見た。
香港編で唯一いい点を挙げるとすれば、治安の悪い町の表現に関しては上手かったことかな。
↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
シェンムーw いや、落としたアイスの弁償ぐらいしてやれや。
王道っていいな。主人公落ち着いてんな、殺されたのに
不幸にも黒塗りの高級車に
2話 ☆9
銃持ってそう。たらい回しw 怪しい。銃ぐらい持っとけ。
○○に行けばっかだなw ゲーム感。
3話 ☆9
意外と優しい。いや、鳳凰鏡の前に父のこと聞けよw
いろんな場所に活かされてるのがゲーム感ある。
こいつ一生監視してるけど奇襲すらしないなw
鏡主人公が見つけるのを待ってるのか?
友人と会話していってヒントを見出すイベント。
あっ鍵穴だ。チンの子とは真反対だな。
4話 ☆9
どいつもこいつも主人公と同じだなw 人質かな。
襲われてそう。倒れたフリ?
5話 ☆9
めっちゃgdgdするな。漏らすなw 誰か一人ぐらい銃持っとけよ...。
このじじいはよ退場しろ。水落ちは生存フラグ。
テンポ速いのがたまに傷だけど面白い。
6話 ☆8
このおじさんが本人オチなんだろうなぁ...。
主人公がスキル取得するパートw 大人にも甘い。
7話
たまげたなぁ...。煽っていくスタイル。いつもの。
この展開多いと思ったけど、これゲームで言うモブ戦闘要素かw
結構見せつけてるよな。☆6
8話 ☆6
超テクで落ちるの防いだんだから許してやって。安定のたらい回し。
武術家多すぎだろw 実はすごい人だった!オチ多くない?
最近少しダレてるかな。
ゲーム的な訪問イベントばかりで面白くない。
9話 ☆5
やっぱり展開がゲーム的すぎてな。
おまけになろう的に雑魚狩りばかりなのも。
主の側近ってこんなに雑魚なのかよw まーた人探しか。もうええわ。
○○のために○○、○○のために○○、と目的がだんだん遠のいてるのがな。
10話 ☆4
ほんとたらい回しがすぎる。ボスキャラ登場
ガバガバ警備 有能インコ
ゲームだと脱出ゲーム形式なのかなここ。
11話 ☆4
この技を覚えていきなさいってセリフが本当にゲーム感満載なんだよ。
主人公も顔割れてるのでは。あの仮面の方が絶対強い。
堂々とこんなところでそんな秘密ごとを。声で気づけw
12話 ☆7
こういう落とし橋まで律儀に再現しなくても。
チャリでバイクに追いつけるわけ。ネズミ苦手な前提。
ガバガバ警備。ウォン無視かよw
13話 ☆2
怒りに任せるな。ここで決着つけんのかよ。これ尺足りるんか?
これ全14話? は?
あそこでランテイと決着つけて終わりでよかっただろ。
ぽっと出のヒロインといい感じになられても。
曲評価(好み)
OP「UNDEAD-NOID」☆7
ED「Sympathy」☆8.5
{/netabare}
{/netabare}