ハニワピンコ さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
滑ってるタイプのB級作品
1.2話の時系列入れ替え程度で混乱するって言われるって相当だと思う
まぁその過去と現在の両方を映して入れ替えながら展開した結果、伏線や何かが分かるようなヒントがある、映画で例えるなら『ユージュアル・サスペクツ』(ネタバレではない)みたいな感じだったら必要な要素だったかもしれないけれど、これには無かったように思えたから正直自分も要らないとは思う
「単純にダサい。キノコてw」そんなことを思いながら、舞城王太郎がOPの絵コンテやったらしいと言うことを聞いて2話では気付かなかったので3話を見てみると、その3話目で割とちゃんとスタートして、続きを見てみようとなり、その後もよい冒険ファンタジー感があって視聴を続けた
とは言っても展開は予想できるというかワンパターンというか、やたら戦闘中に長話をしたと思ったら急に攻勢のパターンが多い上、その攻勢もあまり捻りが無く、大体は急に仲間が 急に新技がなどで、戦闘はつまらない。特に知事の所は小学生でも思いつく様な後出し後出しで、更には知事も主人公側も全くトドメを刺さない中途半端っぷりは正直呆れたし、そこでミロがモブにやられる展開も大して盛り上がらなかった戦闘をさらに冷めさせる要因で、ここまで見てきて盛り上がってきた所に最悪の展開で正直期待はもう持てなくなっていった。8話でこれやられるとキツい
知事との決戦も似たような展開で、何より戦闘描写が微妙で、床が垂直に落ちていく所から現れている様に、動きを感じない繋ぎ方がダメ
その後もビスコが憑依したとか言う、常人では思い付いても普通は止めとく展開を当たり前のように続け、視聴者をドン引きさせたのは言うまでもない
無自覚誑かしなろう系より見ていて恥ずかしい茶番
キノコを題材として、撃って生えて乗ってという独特な設定や、展開のトンデモさから感じたB級っぽさに、“そういう枠“としてある程度は許容していたにも関わらず、肝心の唯一無二さに突き抜けず、小綺麗にまとめようと恋愛や共闘展開を入れた結果、バカにしながら見れないほどマジメにただただ滑ってる憑依やキスをやってるから見てて辛い