うぐいす さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
玲子吉田のすべらない話
小さな貴族に生まれた絵を描く事が大好きな少女が親に反対され家を出て素行の悪い画家の弟子になるところから始まるお話。
こういう小公女セーラ的な雰囲気の中世ヨーロッパな感じは好き。
その割に主人公含めキャラのリアクションなどが今風で違和感ある。まあ今風になるのは当たり前かもしれない。
主人公の成長物語ではあるが、意地悪なキャラが出てこないというのはとても評価できる。
敵が出てきて、勝って、認めさせて、仲間になる、みたいな敢えて負の因子を作る事から物語を構成する事には一切インテリジェンスを感じない。両朝鮮や中国が日本は酷い国だと民衆を煽る事を政治に使うのと同じに感じる。ドラゴンボールはその無限ループ状態だったが。
脚本が吉田玲子でなるほどと思ったが、基本的には一定以上のものに仕上げる。
ただ、いつも通り良くも悪くも女性目線が強い。
髪と目の色でヒントを出していたが、wikiの登場人物読んでたら新たな発見がある。