螺旋常連からくり剣豪 さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 1.0
状態:今観てる
舞台、キャラ設定には目を見張るものがあるが、話は微妙
3話まで観ました。
他の方が言われている通り、主人公が雇ってもらっているくせに常に上から目線で不快に感じやすいのが最大の欠点ですね。それで追い出されたらどうするんでしょう。
良い点
舞台やキャラクター設定。特にレオの真実にはそこそこ驚かされました。
露骨に不快なキャラはいないです。
主題歌
悪い点
ファンタジージャンルで現実的な仕事における振る舞い方を題材にする需要が無い。
上記の点に繋がるけど、そのせいで盛り上がりに欠ける。
作画が怪しい。
1話は構成が雑。漫画や小説なら回想なんてサラッと流せますけど、アニメでそれをやるのは苦行以外の何者でもないです。
もちろんそれだけでなく、2、3話の問題解決のロジックもかなり雑。2話の炉の問題はダークエルフに渡したタリスマンだけであっさり解決。魔王軍の誰もタリスマンのこと分かんないんですかね。それにアイテム一つで解決っていくらなんでもご都合主義が過ぎます。結果誰も成長してないし。
3話のリリの話も、明らかに調達任務での指揮に向かない彼女を失敗できない任務に就かせるのがそもそも愚策。調達任務じゃない別の仕事で学ばせることもできたろうに。四天王以外に有能なのはいないのでしょうか。
レオもあんな回りくどいことをして薬を持ってくるよう求めなくてもリリの教育はできたはず。仮にも指揮官を持ち場から離れさせるのはあまりよろしくない判断です。
今のところは微妙な立ち位置のアニメですね。
4話
エキドナ回。レオが彼女に正体がバレないように飲み会で器用に振る舞おうとする話。当然飲み会のうんちくが出てきます。
オニキスに扮したレオと腹を割って話し合う過程でエキドナの優しい人と形が分かったのは良かったです。
5話
面接を行う上で不足しているメルネスのコミュニケーション能力をレオが鍛える話。
これはちょっと盛り上がりに欠けました。レオがさも人と付き合っていく上で当たり前の話をするだけで、展開もありきたりです。2、3話と大体似たような視聴感でした。
6話
レオ回。言動の矛盾を突かれ、メルネスに問い詰められたレオが自分の出自について話しました。ほぼまるまる回想回なので1話がキツイ人にはキツイと思われます。
明かされた内容は1話からちょくちょく出ていた伏線にまつわるもので、衝撃的ではありました。
でも話自体は微妙なままです。