tinzei さんの感想・評価
2.4
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
普通この手の作品はOVAか劇場版でやるもんだけど、よっぽど人に見せたかったのかな
テレビスペシャルでやった単発作品。
普通、この手の作品はOVAか劇場版でやるんだけど、よっぽど人に見せたかったのかな?
作画は普通で、テレビスペシャルだからといって変わった点もない。まあゴールデンタイム(21時~23時)にやった作品だから、攻めた作画しても意味ないんだろうな・・・・・。
メイン声優はアナウンサーや俳優女優が多いけど、本職程ではないにしてもちゃんと聞きやすい演技をしてたから、演技指導でも入ったのかな?だから思ったより違和感を感じなかった。
ストーリーは文部科学省が推奨しそうな自然をテーマにした健全ストーリー。ただテレビでやったからか、攻めた設定が少なかった。個人的には、もっと両親とミヨリの確執が欲しかった。
【あらすじ】
赤ん坊のミヨリは森で妖精たちに会い、森の守護者に任じられる。
十年後、母親は家を出て行き、ミヨリは父によって祖父母の家に預けられていた。
だがそこの神木で妖精たちと出会い、自分がかつて妖精たちと遊んでいたことを告げられるが、ミヨリは信じ切れなかった。
妖精たちはミヨリが守護者で大丈夫かと思う。
ミヨリは学校に行き、生徒達から手厚い歓迎を受け、東京について色々聞かれるがそれが鬱陶しくなり、更に大介という同級生の悪戯で堪忍袋の緒が切れてしまう。
その帰り道、森の泉で謎の女に出会い、将来ダムができるせいで村が沈むと言われる。
大介と喧嘩したミヨリは、村が沈むことを言って、泉へ行かせる。ミヨリはそれを後悔して大介を助けに行く。
その女は男にフラれ自殺した幽霊で男嫌いだったが、ミヨリは彼女を成仏させ、泉を本来の持ち主の妖精に返す。
大介を助け生徒達とも打ち解けたミヨリはダム工事のことが心配になる。
ミヨリと生徒達は、保護動物のイヌワシがいれば工事は中止になると考え探すが、そこに家を出て行った母親が来る。
ミヨリは妖精たちを集め、イヌワシを探すよう頼む。妖精たちは風の妖精を紹介し、ミヨリは風の妖精と共に空を飛んで探すが結局見つからず。
母親はミヨリに二人で暮らそうと言うが、ミヨリは父と三人なら良いと答え、父と話し合うように言い、母は帰っていく。
ミヨリたちは森に入ったダムの調査チームと遭遇、そこで大介はイヌワシがいると嘘を付く。
すると妖精の一人ボクリコが変身能力でイヌワシに変身するが、調査チームはろくに調べず銃で撃つ。
実は調査というのは名目で、ダム建設の邪魔になる存在の排除が目的だった。
ミヨリはボクリコを助け、神木へ向かう。
神木の精が現れ、ボクリコを治療しミヨリの森と村の過去?を見せる。
ミヨリは妖精たちと協力して調査隊を怖がらせ、彼らを追っ払い無事ダム建設を中止させる。