くらま さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
視聴者にも見えない
見えてる世界が全てではない。
どうやら本人にだけ見えており、困る女子高生の話し。
こういった作品数多くあれど、普通は視聴者も見える作品が多いかと思いますが、本作は見えない。
とにかく視聴者サイドからも見えない。
いや、そこは見えないとおかしいだろう?とか
その状態でみえないのはどう考えてもおかしい、とか
そういう感じで本当に見えない。
さて、この時の主人公の状況。
現実世界で体験している紳士諸君も多いのではないだろうか。
明らかに見えてるのに
「見てない」
と自分に言い聞かせる状況。
言わせて欲しい。
見てた、のではなく、たまたま視界に入っただけなのである。
むしろ見せてきてたよね?まである。
そう、つまり、見てない。
我々は断じて『見てない』のである。
主人公の心理もそんな感じなのかな、と。
的な作品、日常系かと思っておりましたが、意外にも作り込まれた設定、ストーリー展開。
見えなくなる、、、が目的だと解決こそしませんが、それとアリかも、と思わせる設定。
原作は未読ですが伏線散りばめ好き、考察好き、ミスリード好きにはたまらない作品かと思います。
あと単純にオカルト好きからしても特に神様?付近は色々ありそうで、本作でどの様に運ばれるのか気になるところです。