snow さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
クラッシックバレエと向き合うということ<65>
原作が長編構想なため、1期は出遅れたけど才能はある少年がクラッシックバレエと向き合うところまで。
五代先生に見いだしてもらって、ババァ呼ばわりも甘受されつつやっとバレエと向き合った、その大恩人を切ってまで厭味ったらしく権威主義な生川教室に移籍した、という辺りでクラッシックバレエの難物さが表されるわけやね。
作画は初回で感じた目の線も徐々に慣れ、モーションキャプチャー長回しもその後やることもなく、必要なところはキチンと動いてた印象。
2期があるなら生川の犬生活・付き合う女それかよと、また紆余曲折の展開があるので期待したいけど、国内人気もそれほどではなく、海外ランキングでもトップ10にも掠ってないようだし。出版社が特に推さない限りなさそう。
既刊23巻が衰えを知らず積み重なっただけ魅力の増している原作だけになんとかならんかなぁ。
普通レベルでは足りない原作なんだけど<55>
1話視聴。
原作的には大本命だけど、うーむ。
冒頭の幼い頃に衝撃を受けた男性バレエダンサー、普通に踊ってるとこ見せちゃダメでしょ。
一生思い続け追い続けるほどの衝撃を受けるってシーンなんだから、全身を見せるのは決めポーズのところだけでそれをエフェクト盛りまくって「なんだかわからんがすごい」くらいの印象にしといた方が良くないかい。
多分、協力してくれたバレエ関係のとこが踊ったのを一生懸命書き起こしたりモーションキャプチャーしたりしたんだろうけど。
ダンスアニメの宿痾として動きで見せたいけどそうそう動かせないってのがあるんだから、他に動かすべきカットはいくらでもあるはず。
全キャラ目にはっきりと線が・・・そら原作もよく見ると入ってるけど黒で書かれた瞳にいくつも入ってる光の表現の一つという感じなのに、アニメではくっきりし過ぎじゃないかなぁ。
原作の細かい省略は許容範囲くらい。
話が脇にそれるけど、作画に予算盛り盛りじゃないと演出や構成もちょっと残念な人材になったりしないかい?アニメ一般論。
原作が長編の構想で始まったのかバレエに全身全霊をかけるまでが(後に悔い続けるための重み付けのために)長いから1クールだとここからが!ってとこで終わるなぁ。5巻のラストまでだろうか。