U さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
C. ネタバレ注意 – 自分を信じろ 自分を信じるな
ヤマシタトモコの漫画 「MAGAZINE BE×BOY」(リブレ)で、2013年4月号から2021年1月号まで連載
制作:ゼロジー
除霊師と霊が見える書店員が、除霊をしたり事件解決の手伝いをするミステリー
<メモ>
大人に利用されていた冷川理人と非浦英莉可はかわいそうだとは思う。
特に、子供の頃の監禁のせいでボキャブラリーが乏しく人の心が分からず、人を恨むことを生きる糧としていた理人は気の毒。
それでも能力を使って何人もの人を殺しておいて普通に暮らしていいものだろうか。
オカルトなど信じてはいないけど冷川理人を気にかけている半澤の正義と
占い師の系多の優しさが救いでした。
BL風味なので、BL嫌いさんには1話切りされて低評価付けられていると予想します。
理人が捜し求めていた運命の人・康介は憎しみの呪縛から救ってくれる人って感じでしたが、
漫画の方はBL的な意味での運命の人なのかしら。
<主要登場人物>
・冷川理人:羽多野渉 不思議な力を持つ、不幸な経歴のせいで人の心がわからない
・三角康介:島﨑信長 幼い頃から霊が視える
・非浦英莉可:安済知佳 不思議な力を先生に利用されている
・逆木:諏訪部順一 英莉可のボディガード
・先生:平田広明 新宗教「てのおしえ研究会」のトップ
・半澤日路輝:三上哲 冷川理人を宗教団体から救った刑事 正しいエネルギーの塊
・迎系多:斉藤壮馬 占い師
<ストーリー>
書店で働く三角は霊が見える体質だった。
ある日書店に冷川が訪れ三角に「運命の出会いですよ」と告げる。
書店にいた霊やワケあり物件の除霊をした際に
冷川に魂を触られたのが気持ちよかった三角は
物件鑑定・特殊清掃事務所「COOLEAN」で助手として働きはじめる。
刑事の半澤からの依頼で1年前の連続殺人事件の被害者を捜索することになった三角たちは
被害者の「非浦英莉可に騙された」という声を聴く。
偶然か必然か“先生”に頼まれ呪い屋をしているという高校生の非浦英莉可に出会う。
・突然失踪した三角の父
・幼少期、特別な力を持っていたせいで「てのひら研究会」の“学士”として地下に監禁され祓い屋をさせられていた冷川
・先生のために悪いものを集める貯金箱を作っているという非浦英莉可
・恨みや呪いを集めているらしい先生
バラバラだと思われていた出来事が複雑にからまっていく。
21.12