Jeanne さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
設定は良かった
ラノベ原作 原作未読 全12話
錆風が猛威を奮い、サビツキという体が錆びる病気が蔓延する日本で、サビツキの治療を行っている医者のミロとサビツキを抑えることができるキノコを扱うことのできるキノコ守りの少年ビスコが、錆喰いというキノコを求め旅をする話です。
ビスコが弓を放つとキノコが飛び出してきて、攻撃だけでなく防御や移動に使っているのは面白いと思いました。
世界観や戦い方は面白いと思いましたが、話自体はそこまで面白いと思えませんでした。
特に終盤のミロがビスコと同じ口調で暴れるところやビスコが復活するところは意味が分からないと言いますかご都合主義に感じてしまいました。
また、ミロとビスコの関係がBLっぽく感じてしまったのも楽しめなかった理由の一つです。
キャラもあまり魅力的に感じられませんでした。
強いて挙げるなら黒革は津田健次郎さんの演技も相まって良いキャラだったと思います。
黒革のところに乗り込んだ辺りはそれなりに楽しめていたのですが、全体を通してそこまで面白いとは思えませんでした。
設定や世界観、作画は良かったのでもったいない作品だったという印象です。